工学部・英語体験記

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英語で学ぶ工学部の教育

工学部都市工学科3年
畑岡 愛佳

後期課程に進学すると、「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」姿勢へと本格的に移行していきます。工学部でも、「英語で学ぶ」姿勢を促進する授業が数多く開催されています。

IARU ~世界トップクラスの学生と共に学ぶ~
IARUの一環として、工学部からは”Sustainable Urban Management”と”Nanoscience”が開講されます。どちらも1~2週間の集中講義で、20人ほどの少人数で行われます。私は、3年生の春学期に”Sustainable Urban Management”を受講しました。この授業は都市工学科、建築学科、社会基盤学科の3学科共同で行われ、都市を多様な側面から考察します。岐阜県荒崎水害の事例を通じて、河川管理と都市計画の関わりを議論した講義が最も印象に残っています。水害を防ぐためには何ができたのかということをテーマに5人ほどのグループでディスカッションとプレゼンテーションをしました。

ダウンタウン輪講 ~専門分野の英語文献を読む~
私が所属する工学部都市工学科では、少人数で行われる輪講を履修することができます。テーマは毎学期、複数存在し、年によっても異なります。全ての輪講において英語を使うというわけではありませんが、私は英語を使った輪講を受講しました。章ごとに発表担当者を決めて、洋書”Downtown: Its Rise and Fall, 1880-1950”の読解とその内容に関するディスカッションを行いました。洋書を直接読み解くことで、アメリカのダウンタウンに関する歴史への理解を深めることができましたし、同時に、日本の都市を見つめ直す機会を与えてくれました。

授業という形態でなくても、海外の教授を交えたシンポジウムに参加したり、学科教員が推薦する文献リストに記載された洋書を読んだりして、専門分野の学習を英語で行ってきました。また、ここで紹介した内容は専門課程が始まってから1年間の経験に基づくものです。留学生や海外協定校が多い工学部では、今後も「英語で学ぶ」機会はたくさんあるでしょう。

2019.3.31
文/東京大学工学部都市工学科3年 畑岡 愛佳