医学部・英語体験記

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医学部医学科での英語教育

医学部医学科6年
大沢 樹輝

東京大学医学部医学科6年の大沢樹輝と申します。卒業間近となりましたが、英語教育の観点から医学部後期課程に進学してからの丸4年を振り返ってみようと思います。

医学は日進月歩で、発展は日々著しいものがありますが、その潮流に乗り遅れないためには英語の能力が必要不可欠です。ただ私自身(現在進行形で)英語が大の苦手であり、入試時の点数を基にした前期教養課程時代の英語一列のグループ分けも当時G3(一番下のグループ)でした。この劣等感や漠然とした海外への憧れもあり、主に医学部後期課程進学後から英語の学習に真剣に取り組み始めました。

医学部医学科における英語教育としては、3-4年次における週1回の医学英語の授業がメインとなりますが、そもそも医学英語論文を読めないことには医学知識をアップデートできないこともあり、5-6年次で行う病院実習では自らが受け持った症例を基にして文献に当たってレポートを書いたり発表したりといった実践形式での学習が中心となります。6年次の4-7月の選択実習(エレクティブクラークシップ)の期間には学年で2割程度の学生が海外での実習を選択することもあり、私は米国の病院にて4ヶ月の実習を行いました。また、研究室に所属し、自主的に取り組んだ研究成果を海外学会で発表するといった学生も少なからずいます。

自戒の意味も込めてですが、英語は目的意識を持って能動的に学ばないと身につきません。学部側が率先して英語教育を提供してくれるという訳ではありませんが、医学英語の先生や国際交流室の方々を中心として、自らサポートを求めればいくらでも素晴らしい機会を提供して下さいます。単なる語学留学も良いとは思いますが、自らの専門分野を伸ばす上で英語を用い、逆に用いることができなければ世界とは戦えないという事実を身を以て感じられたのが医学部後期課程での4年間における大きな学びでした。テクニカルな英語教育も大切ですが、それよりも否応なしに自らの視野が広がり、意識が引き上げられる環境だったように感じます。

特に医学部後期課程における留学等に興味をお持ちの方は、国際交流室のHPをご覧ください。個人的な留学体験記もこちらに寄稿させていただいております。

2019.3.31
文/東京大学医学部医学科6年 大沢 樹輝