密着!東大生の一日 vol.2

2023.04.10

東大生の一日

東大生の一日に密着してみよう!

授業やゼミ、サークル…といろいろな活動で忙しい大学生活。現役の東大生たちは、いったいどのような一日を過ごしているのでしょうか?
今回は、様々な学年の東大生たちに、それぞれ自分の一日の生活をレポートしてもらいました!

PROFILE

氏名:高澤 美優さん
所属:文科三類(2年生)
出身:埼玉県

学校推薦型選抜で教養学部国際関係論コースへ。今は、サブサハラアフリカ諸国をとりまく国際関係が現地の紛争予防や平和構築にどのような影響を与えるのかに関心があります。趣味はご飯めぐり、散歩と旅行。秋からイギリスへの交換留学を予定しています。

10:00

2限


この日の授業は2限から。通学時間が90分以上かかるので、8:00過ぎに家を出ると10:00頃キャンパスに着きます。 21KOMCEEというグループワークに適した教室で前期教養全学自由研究ゼミナール「難民から学ぶ『人間安全保障』」を受講。ミャンマーをはじめとする様々な地域出身の難民の方をお招きし、議論する授業です。全学ゼミは少人数授業が多く、教授との距離が近かったり、発言しやすかったりと、一つのテーマを深く学べるのが魅力です。

12:15

学食での昼休み

空腹を感じたのでお昼ごはん!テスト前だったのでサクッと食べられる食堂へ。 空いていれば15分ほどで食べ終えることができます。この日は醤油ラーメンをチョイス。時間がある時は、友達などと神泉や渋谷まで歩いてランチを食べに行くこともあります。

12:45

空コマ時間の自習

お昼をいただいた後は図書館へ直行。3限がないので15:00頃まで勉強できます。レポートの締切も試験日も近いので、2〜3時間の自由時間がとにかく貴重。この日は専門にしている国際政治の期末試験に向けて勉強しました。後期教養国際関係論コースの国際政治は、毎週のゼミで英語論文を読むうえに期末課題や試験が重くて大変ですが、その分確実に力がつくのでどうにか頑張っています…! 図書館には膨大な数の学術書籍に触れられるので、レポート執筆や試験勉強に最適な場所のひとつです。長期休み以外は、図書館で勉強する学生は時間帯を問わずかなり多い印象です。

15:00

4限

4限は8号館という後期教養学部の学生が主に使用している教室で、後期教養「イギリス政治文化論」の授業。20世紀のイギリス政治や文化について講義形式で詳しく学びます。前期教養の授業でもイギリス政治に関する授業があったとは思いますが、この授業の方がやはりより専門的です。 16:40に授業が終わり、この日はそのまま帰宅しました。 帰宅中の電車内では課題文献や本を読むなどして、長い通学時間を有効的に使うことを心がけています。

21:00

サークルのミーティング

帰宅後は夕飯や入浴を済ませ、21:00頃からサークルの定例ミーティング。京論壇という東大生と北京大生が英語で議論するサークルで幹部を務めており、週に1回程度幹部でミーティングを行なっています。この日は、春休みに行われる香港でのセッション本番や新歓に向けて話し合いました。 京論壇のミーティングがない曜日は教育系のバイトをしたり、インターンのミーティングに参加したりする日が多いです。

00:00

就寝までの勉強

22:30過ぎミーティングが終わり睡魔に襲われながらも、期末レポートの締切が近いので勉強!Advanced ALESA という後期教養の授業で、授業は全て英語で開講されるので、レポートももちろん英語です…(泣)。近年のアメリカ政治に関する本や論文を読んで、内容を整理したり、それを踏まえて自分の主張を固めたりとやることは盛り沢山…。この日はとりあえず主張の軸を固め、執筆までの準備を整えたところで終わりにしました。 ここまでで大体日付を越します。 ようやく布団の中に入れたのは0:30頃。おやすみなさい!

2023.03.05
文/キミの東大企画編集チーム
WEBデザイン/肥後沙結美