東大生の一日に密着してみよう！
授業やゼミ、サークル…といろいろな活動で忙しい大学生活。現役の東大生たちは、いったいどのような一日を過ごしているのでしょうか？
今回は、様々な学年の東大生たちに、それぞれ自分の一日の生活をレポートしてもらいました！
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密着！東大生の一日 vol.4
東大生の一日
2023.04.10
密着！東大生の一日 vol.3
2023.04.10
PROFILE
氏名：大久保 直美さん
所属：工学部航空宇宙工学科（3年生）
出身：愛知県
航空機の開発に携わりたいという希望から工学部に進学。愛知県名古屋市出身。趣味はテニス、登山、プラモデル作り、旅行など。最近は学科のプロジェクトに参加し日夜開発に没頭している。ラジコン飛行機の操縦練習も始めた。
レポート執筆
今期の試験は全て終わりましたが、まだレポートが残っているので大学の図書館でレポートを進めます。写真は、普段授業を受けている工学部7号館です。総合図書館以外にも多くの学科に図書室があり、その分野の書籍が多くあります。航空宇宙工学科のある7号館の図書室は航空機に関する書籍が多くあり、試験勉強やレポート作成のときに重宝するだけでなく、普段から時間のある時に立ち寄って、面白そうな本を借りて読んでいます。また、卒業生の卒業論文、修士・博士論文も図書室で閲覧でき、何時間でも過ごせる場所です。この日はガスタービンに関するレポートを、本を参考にしながら1時間半ほど書き進めました。
学生プロジェクトの作業
所属している学生プロジェクトの作業場のある、工学部13号館に移動します。無人航空機の作成や研究を行うプロジェクトに所属しており、明日から2泊3日で南相馬で飛行試験を行うため、飛行試験準備をしにきました。この建物には様々な学科の工作室などが入っており、レーザーカッターや基板加工機、3Dプリンタなどの工作機械があります。持ち物の準備や機体整備をしばらく進めてから、昼食をとります。
昼食
今日の昼ごはんは、キャンパス内にあるケバブ店のケバブライスにしました。店頭で焼いている肉から注文後切り出してもらえるので、香ばしくて最近のお気に入りの昼ごはんです。一人暮らしをしていると忙しい時期は野菜の少ない食事になりがちなので、昼食はなるべく野菜の入ったものを食べるように意識しています。
上野まで散歩
昼食後、上野で用事があったので、散歩がてら上野まで歩いていきました。上野公園の不忍池は景色もよく、また、羽田空港から離陸した飛行機が上を飛んでいくのでお気に入りの散歩ルートです。上野まではキャンパスからバスが出ていますが、15分ほどで歩いても行けます。秋葉原までも30分ほどで歩いていけるので、授業後などに電子部品を買いに行くこともあります。
学生プロジェクトの作業
午後は自分たちで設計し、製作中の全翼機の製作を進めました。全翼機は尾翼のない機体のため、機体を安定させることが難しい一方で、抵抗が少ないといった特長もあります。全翼機を作るのは初めてなのでちゃんと飛ぶか不安ですが、とても楽しみです。重量を極力小さくしつつも、十分な強度を確保して正確に作成できるように工夫して設計し、丁寧に作っていきます。設計は難しいことも多いですが、自分の設計した機体がちゃんと飛ぶととてもうれしいです。
夕食
作業場にいると時間があっという間に過ぎてしまい、遅めの時間になりそうだったので夕食はキャンパス近くの中華料理店で友達と食べました。本郷キャンパス周辺には飲食店が多くあり、ジャンルも様々なものがあるので新たな店の開拓が楽しいです。この店は根津にある店で、私は写真の牛肉刀削麺が気に入っています。
Vol.4はこちら
- 2023.03.05
- 文／キミの東大企画編集チーム
- WEBデザイン／肥後沙結美
