密着!東大生の一日 vol.1

2023.04.10

東大生の一日

東大生の一日に密着してみよう!

授業やゼミ、サークル…といろいろな活動で忙しい大学生活。現役の東大生たちは、いったいどのような一日を過ごしているのでしょうか?
今回は、様々な学年の東大生たちに、それぞれ自分の一日の生活をレポートしてもらいました!

PROFILE

氏名:teikuさん
所属:理科三類(1年生)
出身:東京都

医学部に行きたいと思った上、総合大学に行くことで多くの分野にわたる面白い友達を作りたいと思い、東京大学へ。趣味は将棋とオンラインゲーム。やるべきことを早々と終わらせてゲームの大会に出ようとしていたりします。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」。

8:15

通学

大学が1限からある日は(正確には「1限から出席する時は」ですね。授業があっても行かないこともあるので…)朝6時30分ごろに起きて最低限の支度だけしてすぐに大学に向かいます。大学の1限が始まるのが8時30分で、僕の家から大学までは1時間半ほど。どう頑張っても7時過ぎくらいには家を出る必要があるので、6時台に起きないといけないという…皆さんは大学生がどんな生活をしていると想像しているか分かりませんが、僕はもう少し暇な生活を想像していたので少し驚きました。

8:25

1限

1限は図形科学と言う授業でした。写真のようなパソコンが沢山ある情報教育棟というところの一教室で、Fusion360と言うCADソフト(幾何学的な3次元形状をパソコンで作るためのソフト)を使って、3次元の立体構造を図形的に表現したり、形状処理を勉強する授業です。実際に使うことはないのですが、3Dプリンターを使ったりすれば、ソフト上で作った3次元形状を現実に作ることも出来るような割と実践的なパソコンの使い方を学びます。

10:20

2限

2限目は少人数で行なわれる授業でした。東京大学では、英語を受験英語のように正しい文法で使えるだけではなく、コミュニケーションの手段として活用することができるように練習する授業や、英語で論文を書く練習する授業があります。それらは必修なのですが、1クラスあたりの人数は少ないです。僕が見た中では1クラス7人などの授業もありました。聞いた話によると結果的に先生と1対1になった授業もあるみたいです。

12:10

昼食

2限が終わったら昼休みの時間です。弁当を大学に持って行って教室で食べることも出来るのですが、体感8割くらいは学食で食べたり、近くの飲食店に行ったりして昼食を食べています。この日は、僕は課外がまだ残っていて忙しかったので、大学内にある生協のコンビニで菓子パンを買って教室で食べました。たまたま写真は人の少ないタイミングのものですが、昼時はいつも行列ができています。

14:00

休憩タイム

写真をよく見ると右上に門がみえる通り、ここは駒場キャンパスの正門を入ってすぐ横のスペース。暑かったり寒かったりしない日は、ここで課題をしたり、ぼーっとしたりしています。朝から晩までずっと教室にこもって授業や課題をやっていると精神的に疲れてきてしまうので、僕は昼食を食べに学食や学外に行ったり、たまにこうした場所で休憩したりしています。

15:05

4限

この日最後の授業は経済の授業でした。教養学部の間は特に選択科目が自由に取れるので、最近興味のある経済学の授業を取っています。選択科目の中で人気のある科目は300人以上受講者がいて、「学部を越えて色々な人の色々な意見が聞けるところがこの大学の良いところだな」と思います。ただ、疲れてくると、授業の内容に関わらず眠たくなってくる自分と戦っていることも(笑)。
あとは秘密ということで…ご紹介するのはここまでです!

2023.03.05
文/キミの東大企画編集チーム
WEBデザイン/肥後沙結美