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学生生活、私はやりたいことを全部やっています―教養学部2年・東大生インタビュー

学生生活、私はやりたいことを全部やっています―教養学部2年・東大生インタビュー

Student Voice

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STUDENT VOICE

氏名:    大林 志帆
出身校:   岡山県・公立高校
入学・所属: 2017年度 教養学部文科3類

「異常なくらい頭がいい人がたくさんいて、自分とは違う人が行く。東大に入る前は、そういったイメージを持っていました」と大林さんは言う。そんな彼女が東大を目指すようになったきっかけは、高校のときに成績が良かったことから、東大受験を先生に勧められたことだった。また、夏目漱石の作品が好きで東大への憧れもあったという。そして「東京に行きたい」という思いや、共に東大を目指す友達、応援してくれる家族からの支えもあって、文科三類に合格した。

受験時に文科三類を選択したのは、もともと本が好きで、文学部に進みたいと考えていたからだそう。しかし、入学して実際に授業を受けてみると、自分にとって面白いのは楽しむための文学であって、研究としての文学ではないと感じたという。そして現在2年生の大林さんは、文学部の中でも社会学専攻への進学を希望している。というのも、駒場でセクシャルマイノリティや貧困などの社会問題について扱う授業を受けたことで、社会に関心を持つようになったからだという。特に、今後の普通の人たち、いわゆる大衆の生活が、メディアやインターネットの浸透でどのように変わっていくのか、というテーマが彼女の関心となっている。

「高校の時の感覚で最初から文学部に行っていたら、大学生活の4年間が面白くなかったかもしれないですね。文三から法学部、といったような大きな転換だけでなく、文学部の中でも細かく応用がきくのがいいと思います」と大林さんは言う。確かに、どのような形であれ入学後の方向転換が可能になるのは、進学選択の最大のメリットであろう。大林さんが言うように、文転や理転などで派手に進学先を変える人は少数派かもしれないが、もともと考えていた進路を同じ科類の枠の中で変更するというのは東大ではよく見られることだ。

大林さんは課外活動にも積極的だ。学内メディアの『biscUiT』や『UmeeT』で編集部として活動するほか、アイドルのコピーダンスを行う『東大娘。』や、襖や障子の張替えを行う『東大襖クラブ』にも所属している。「東大にはたくさんの面白いサークルがあって、学生の選択肢が多いのが良さだと思います。せっかくの機会なので、私はやりたいことを全部やっています」と話している。また、今後の学生生活でやりたいことを尋ねると、「授業を聞くだけではわからないことも多いと思うので、本をたくさん読みたい。小説が好きだったけど、学術書も読んでみたいです。特に東大という、男子の方が多いのが「普通」な環境に置かれたことで、ジェンダーについて意識することが多くなったので、そういったテーマの本をもっと読んでみたいと思います」と語っている。

実際に東大に入学すると、最初に抱いていた東大生のステレオタイプ的なイメージは払拭され、むしろ多様な学生が集まっていると感じられたそうだ。「来てよかったとしか思ったことがないです。おしゃれさはないけど、それ以外のものはあると思います!(笑)他大でできることは基本的に東大でできるので、本当にデメリットはないと思います。」この言葉からも、学業を含めた様々な活動を楽しんでいる大林さんの様子が伺えた。
 

2018.10.22
取材・構成/学生ライター・堀内美佑