東大生激推し!!キャンパスグルメ2023 弥生 農学部食堂編
食生活 2023.08.09
2023.08.09
私たちの生活になくてはならない衣食住。日々多忙な学生生活も美味しいご飯があれば、頑張れちゃいますよね。東大構内の食堂では普段どんなものが食べられるのか、学生目線で覗き見られたら……。ということで、各キャンパスそれぞれの学食のようすを学生サポーターにレポートしてもらいました。 今回は、本郷キャンパス 銀杏メトロ食堂編をお届けいたします!
早速ですが、みなさん、銀杏メトロ食堂をご存知でしょうか?
本郷キャンパスの学食といえば、安田講堂前広場の地下にある中央食堂が有名ですね。間違いなく東大生が最も利用している食堂です。
一方、銀杏メトロ食堂はと言いますと、残念ながら東大生ですらその存在を知らない人がいるくらい知名度が低い食堂なのです…。
いやいや、みなさん、まだ興味を失うのは早いですよ!
知名度が低いということは、言葉を変えれば穴場ということなのです。実際、筆者自身が本郷キャンパスで一番よく利用する学食は、銀杏メトロ食堂なんです(本当ですよ)!
あまり知られてはいないものの、実は隠れファンも数多くいるという銀杏メトロ食堂。今回はそんな普段陽の当たることの少ない(失礼!!) 銀杏メトロ食堂の魅力をたっぷりとご紹介したいと思います。
それでは早速、銀杏メトロ食堂へ! まず本郷キャンパスの正門を抜けてまっすぐ銀杏並木を歩いていきましょう。段々と視線の先に安田講堂が見えてきましたね。しかし、今回の目的地は銀杏メトロ食堂です。安田講堂の見学は後にして、右手に見えます法文2号館へ入りましょう。
法文2号館はその名の通り法学部や文学部が利用する建物です。(…と言っても、法学部の友人からはまだ授業で使ったことはないと聞きました。)1923年の関東大震災によって本郷キャンパスでは多くの校舎が倒壊してしまい、震災後、東京帝国大学教授であった内田祥三によってキャンパスの復旧活動が指揮されました。安田講堂や総合図書館などの印象的な建物と共にこの法文2号館も内田教授によって設計されたものです。法文2号館は向かいにある法文1号館とともに文化庁の有形文化財に登録されています。歴史的に大変価値のある建物なんですね。
少々脱線してしまいました…。しかし、有形文化財である校舎の食堂で食事ができるというのもなんだか誇らしくないでしょうか!?
食堂は建物に入ってすぐ目の前にある階段を降りて地下1階にあります!銀杏メトロ食堂は、学期中のお昼時でも割とすいていることが多いんです。まさに穴場ですね。
入口を入るとすぐ右手にメニューが展示されています!
注文するメニューを選んだらまずはレジで食券を買いましょう。東大の学生は会計時に学食パス(生協組合員証)を見せると少しお安くなってお得です。生協未加入の方は、ぜひご加入をおすすめいたします!(加入時に支払う出資金は卒業時に返却されます。)
食券を手に入れたら次はトレーを持ってカウンターへ!
注文した料理を受け取ったら、セルフサービスのお水や箸、スプーンなどを用意して早速あいている席に座りましょう!
ところで、ここ銀杏メトロ食堂の座席にはほかの食堂にはない特徴があります。どこの食堂にも置いてあるようなテーブルや椅子もあるのですが…なんと、座敷席があるのです!
ということで、せっかくですから今回は座敷席でお食事をいただこうと思います!!
今日注文したのは「唐揚げ定食」です。ライスは小で、小鉢のひじき煮を追加しました。ライスは大・中・小の3サイズから選べて、ひじき煮やきんぴらごぼうなどの小鉢はどれも73円!各メニューの摂取カロリーも表示されているので助かります。
実はこの唐揚げ、銀杏メトロ食堂の看板メニューなんです!店舗で仕込みをしているようで、とても美味しいですよ!!
今回は唐揚げ定食をいただきましたが、親子丼もおすすめです!
銀杏メトロ食堂の親子丼やカツ丼は注文を受けてからその場で調理する本格派で、丼ものを食べたいときは銀杏メトロ食堂一択なのです!!
みなさん、いかがでしたでしょうか?銀杏メトロ食堂にご興味をもっていただけたら嬉しいです!
学食は東大生でなくても利用できるので、もし機会がありましたら、入学する前でも遠慮せずに美味しいご飯をぜひ食べに来てみてください!
それでは、ありがとうございました。