【開催レポート!】2024年度 第1回 学校推薦型選抜オンライン説明会―現役推薦生と交流しよう
学校推薦型選抜(推薦入試) 2024.09.03
2022.09.02
次のグループに移る前に、ここで集合写真の撮影タイムを設けます。遅れてきた人や、途中で帰る人などを考慮してのことです。カメラのフレームに収まるように、全員が会場の端に集まりました。こうしたシーンでも推薦生の習性なのか、前に出る人と後ろに立つ人と自然にまとまります。この一体感は、まるで大きな家族のようです。
後半戦は、グループを変えてさらに交流を深めます。まずは学部別に分かれてのトークです。新型コロナウイルス禍以降、特に5期生や6期生は先輩や後輩と話す機会が限られていました。また今春東大に入学した7期生は、これからのキャンパスライフを楽しく過ごすコツを聞きたいところ。入学後にじっくりと話をするのは初めてという人も多い中、待望の“縦のつながり”を築くチャンスといえます。
こちらの4人は土木系、電気系、コンピューター系、宇宙系と、同じ工学部でもみなさん違う専攻のようです。
こちらは法学部の2人。
高校時代の研究テーマについて、話に花を咲かせていた3人を発見!
学部別にマニアックな話で盛り上がったところで、最後は同期同士でグループに分かれました。学部を超えて横のつながりも広げていきます。この時間になると参加者もすっかり場に慣れて、初対面同士でも自然と会話が弾みます。
写真に写ってくれたのは、5期生のみなさんと7期生のみなさん。
中には自分の成果物をプレゼンする“ツワモノ”も!
見せてもらったのは、銀河の衝突シミュレーション。はるか彼方の星の動きを三次元で表現するためには、まさに天文学的な回数の計算が必要で、さらに動きをビジュアルで表現できたのは、スーパーコンピュータ制作の賜物なのだそうです。
活発に議論する後輩の姿を微笑ましく眺めているのは、1期生のみなさんでした。
大学に残り研究し続ける人もいれば、就職をした人も。この時間はちょっとしたプチ同窓会になっていました。
開始から2時間が経過しても休憩することなく、ずっとスタンディングで会話に夢中になる推薦生たち(途中で植阪先生が、水分補給を促すほど!)。まだまだ話し足りない様子ではありましたが、会場の都合もありクロージングを迎えます。
実行委員によるあいさつで、「みなさん、今日は楽しめましたでしょうか?」と問いかけると、周りからは盛大な拍手が。新たな出会いとつながりを、ずっと望んでいたのかもしれません。その思いは実行委員も同じでした。
終了と同時に参加者からは、「また開催してほしい」「今度は本郷バージョンで!」といった声も。近いうち、第2弾の開催を予感させるところでお開きになりました。
それにしても、推薦生の旺盛な好奇心を目の当たりにした本会。自分のことを話す以上に、相手の話を聞きながら質問を繰り返し、ディープに掘り下げていく姿が印象的でした。そして推薦生という共通項だけで生まれる、唯一無二のファミリー感。参加者は温かな雰囲気の余韻を残したまま、少し名残惜しそうに会場を後にするのでした。