キミに伝えたい、オープンキャンパスの魅力

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オープンキャンパスでは、どんな体験ができるの?

高校生・受験生に、大学で学べることや大学の雰囲気を伝えるオープンキャンパス。東大のオープンキャンパスではどのようなことが行われており、そこに参加することは進路選択や学習にどのような影響をもたらすのでしょうか。東大生に、高校生・受験生だったとき、オープンキャンパスでどのような体験をしたのか語ってもらいました。

先輩たちの、東大のオープンキャンパス体験談

  • オープンキャンパスに参加したことで、大学で学べることの広さや深さを知りました。また、進路選択が自分ごとであることを再認識でき、何をどこでどのように学ぶのかをより考えるようになりました。
    特に、相談会で学びたいと思っている分野を専攻する先輩と話したことで、「大学生の生活がどのようなものであるか」や、「大学で学びたいことをどのように学べるのか」など、高校生当時には知ることが難しかった生身の情報を得ることができました。この情報は、進路選択にとても役に立ったなと感じます。(理科一類 1年 syobon)
  • 私が東大のオープンキャンパスに行ったのは浪人の頃でした。『日本トップの大学だから。』という理由でなんとなく東大を志望し、東大不合格となった私は浪人し、予備校に通って友達と時間があったので一緒に改めて訪れていたのでした。そこではじめて東大のリアルを目の当たりにした私は衝撃を受けました。日本の最高学府には“勉強”しかないという私の偏見とは真逆で、キャンパスの中には生き生きとした学生たちに溢れていたのです。学生主体の企画には活気があり長蛇の列があり、広場で行われていたイベントではサークルに所属する学生によって催しものが行われていて、自身の好きなものを表現しみんな輝いていました。その光景を目の当たりにした私は『東大に入りたい!』と改めて目標を強く意識すると共に、ダンスを披露していた学生に強い刺激を受け『そしてサークルはダンスサークルに入る!』という具体的な目標を持つことができ、今につながっています。(文科二類 2年 せんば)
  • 私がオープンキャンパスに参加したのは高校1年生の時です。1年生の参加というと、意識が高そうですが、全くもってそんなことは無く、日本で1番の大学の授業を受けてみたいという単純な好奇心で参加しました。正直に言うと、オープンキャンパス参加直後に、東大に行きたいという思いが芽生えた訳ではありません。しかし、その時に肌で感じた印象が、頭の奥底に残っていたのでしょうか。受験前に志望校を決めるとなった時に、ふと、そのオープンキャンパスでの体験を思い出し、東大を志望することになりました。少し不思議ですよね。だからこそ、モチベーションを上げるため、とか、志望校を決めるためとか、そんな大層な目的がなくとも、ぜひ気軽に参加して欲しいと思います。それをきっかけに、すぐ何かが変わらなかったとしても、私のように、後から生きてくることもあると思うので、実際に参加してみて、何かを感じ取って欲しいと思います。(文科三類 1年 まいける)
  • 私はオープンキャンパスで理学部と法学部の模擬講義を受けました。当時文理を決めかねていたこともあり、まったく異なる学部の講義を受けることで自分の関心の方向性を明確にしたいと考えたためです。理学部では生物関連の、法学部では法学・政治学の講義を体験しました。そこで特に印象に残ったのは、政治学の講義でした。ウクライナについての講義で、不安定な政治情勢について歴史的・地政学的にとらえた講義は現在実際に世界で起こっていることを扱っている点でとても興味深く思えました。そのため私は法学部に進学する人が多い文科一類を志望しました。振り返ると、オープンキャンパスは勉強のモチベーションを上げてくれました。当時私は世界史の学習が進んでいませんでしたが、これをきっかけに世界史の必要性を痛感し、力を入れるようになりました。また短い時間で多くの学部の講義を受けられるのもオープンキャンパスならではだと思います。(文科一類 1年 シカさん)
  • 私が初めて東大のキャンパスに足を踏み入れたのは、高1の夏のオープンキャンパスでした。進路について漠然と考え始めたばかりだった私にとって、オープンキャンパスに参加したことは将来に対する意識を変える大きなきっかけとなりました。
    当日はいくつかの学部の研究室見学ツアーに友人と一緒に参加しました。出会った先生方や学生さんは活き活きとお話ししてくださり、「自分もこんなところで研究したい!」とワクワクした気持ちになったのを鮮明に覚えています。ツアーの他にも、実際に東大で学んでいる学生の方と話す機会も設けられており、年の近い先輩と話すことで、東大という存在がより近く感じられて「行きたい」という気持ちが強くなりました。
    オープンキャンパスは自分の目や耳で大学を体感できるまたとないチャンスなので、少しでも興味があれば積極的に参加してみてください!みなさんにとって何らかの「きっかけ」となるはずです。(理科二類 2年 うみ)
  • 受験勉強の息抜きを兼ねて、予備校から歩いて本郷キャンパスに向かった。私にとってこれが初めての本郷だったため、キャンパスの雰囲気や本物の東大生の様子を確認できただけで、すでに興奮していた。
    その日私が参加したのは、法学部の先生による模擬講義だった。憧れの25番教室に入れたのも感慨深かったが、それ以上に、東大の先生の講義を受けることができたのがとても刺激的だった。漠然と法学政治学に興味を持っていた私は、この時の講義を通して法学部へ進学したいという思いをより明確にできた。当時模擬講義を担当しておられた先生の授業を受けることは、今でも願いの一つである。
    今年は直接キャンパスを訪れることこそできないものの、様々なイベントにオンラインで参加できる。私の所属する法学部でも、学生によるオンライン模擬授業などが開催される。このような時世だからこそ、オープンキャンパスを通して「東大」を体感して欲しい。(法学部 3年 T.K)

2020年9月にオンライン開催されたオープンキャンパスの様子を伝えるレポートはこちら!

第1回レポート:「WELCOME東大キャンパスラジオ」、「農学女子最前線」について。
第2回レポート:「大学発超小型衛星についての模擬講義」、「バーチャル安田講堂」について。

企画・構成/「キミの東大」企画・編集チーム