「第97回五月祭」レポート2024!-2日目
駒場祭・五月祭 2024.06.28
2024.01.23
駒場祭では、さまざまなサークルが活動成果を展示していました。
東大LEGO部「東大LEGO部展示」では、大学のロゴやQRコード、乗り物や生き物などが作品になっていました。写真の駒場キャンパスの作品は、普段は生協食堂の入口にあります。レゴでこれほどのディテールを表現できるのはまさに驚きです!
東京大学鉄道研究会「鉄道研究展」では、写真やジオラマの展示が行われていました。最近開業した路線や新型車両など、新しい話題が盛り込まれていました!もちろん駒場キャンパス最寄り駅のある井の頭線の車両もあります。駒場祭らしいですね。
少し早いのですが、混雑しないうちに模擬店を見てみることにしました。
まずは、2023年度入学理科一類7組「窯焼きピッツァ『La Pizzeria』」でマルゲリータを購入しました。昨年の駒場祭でも見かけた企画ですが、その際は大人気で食べられなかったので嬉しかったです。ピッツアは、伝統の手作りのレンガ窯でその場で焼いてくれます。味も本格的でとても美味しかったです!
次に、物理学にちなんだ名前が気になり、2023年度入学理科一類29組「焼きそばで紐解く超ひも理論」で焼きそばを買いました。白衣に保護メガネ姿の方が立っており、「理系注文/ドイツ語注文可能‼」との張り紙がありました。私は日本語で注文しました(笑)。焼きそばには、青のりと紅しょうがに加えてイカ天がかかっています。
駒場祭では、環境に配慮した取り組みが行われていて、使用後に表面のフィルムをはがすと紙皿部分は汚れずに再利用できるという「はがせる容器」や、適切に管理された森林の木を原料にして作られた容器が広く利用されていました。
模擬店を離れ、再びブースを見て回ることにしました。
東大オセロサークル「GORO」の参加型企画「GOROの部屋」では、部員の方と対局させていただきました。サークルには、初心者から上級者まで在籍されていて、最近では世界チャンピオンを輩出しているそうです。部員の方の強さを実感し、対戦後には強くなるコツも教えていただきました!
ロボコンで有名な東京大学「RoboTech」の「オリジナルロボットで遊ぼう」では、1年生が制作したロボットの操縦体験をしました。八方位への移動やアームの上下、「つかむ・はなす」といった操作を教えていただいた後、実際にロボットを動かすと、ロボットづくりの奥深さを実感することができました。そのほかに、自動ロボットの実演も行われていました。
キャンパス内を歩いていると、あちらこちらに駒場祭のテーマ「あそびがみ」を思わせる立体作品が展示されていました。暖かくて天気も良く、駒場祭を楽しむには絶好の日になりました。
多種多様な企画の数々に、広い駒場キャンパスをどのように回るか迷ってしまいそうになりながらも、展示や発表をさらに見て回ります!
東大模型部「東大模型部 展示」では、戦車や鉄道、ジオラマなど精巧に作られた模型が多く展示されていました。どれも力作揃いで、部員たちのみなぎるパワーを感じました!
東京大学プラレーラーズによる「かしこい!未来のプラレール」では、自動停止機能を備えたプラレールを見ることができました。複数のプラレールが事故を避けながら自動運転している様子は、緻密なシステムを構築できるエンジニアサークルならでは!子どもたちにも大人気でした。
東京大学サイエンスコミュニケーションサークルCAST「なるほど実感!サイエンスミュージアム」には、波のしくみを水槽実験で見せるブースや、言語生成AIの答えか人間の答えかを当てる体験コーナーなどが設けられていました。写真は後者で掲示されていた表ですが、正答率は50%程度のようです。科学の面白さのとりこになってしまいました!
最後に、東京大学折紙サークル Orist「折紙美術館’23 in 駒場」を見ました。非常に精巧な作品がたくさん展示されており、中には一辺が2mを超える大きな紙一枚から製作されたものもありました。ハイクオリティな作品を間近で細かいところまでじっくりと楽しむことができました!