「第74回駒場祭」レポート2023-1日目

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第74回駒場祭 1日目の様子を学生目線でレポート!

2023年11月24日(金)~26日(日)に第74回駒場祭が開催されました。今年は五月祭と同じく、飲食物提供や事前予約などの制約が4年ぶりに完全に取り払われ、協賛企業や来場者も増えたことで、これ以上ない盛り上がりを見せたお祭りとなりました!
一部オンラインの企画もありましたが、たくさんの人たちで賑わうキャンパスでの駒場祭を学生サポーターにレポートしてもらいます。
今回は、駒場祭1日目の様子を、学生サポーターの白妙さん、みかんさんお2人の目線からそれぞれお届けいたします!

  • 白妙:こんにちは。工学系研究科修士1年の白妙(しろたえ)です。今回の駒場祭は、4年ぶりに制限なしでの開催が実現されました!飲食模擬店や声出しありのパフォーマンスが復活し、駒場キャンパスはより一層活気と熱気に溢れた空間となっていました。この記事を通して、つかの間の駒場祭気分を、みなさんにお届けできたら嬉しい限りです。

キャンパスに到着した矢先、さっそく駒場祭のマスコットキャラクター「こまっけろ」を発見しちゃいました!


こまっけろ

こまっけろの可愛い姿に癒されながら、まずは腹ごしらえ。第二外国語がイタリア語のクラス・理科一類7組が出店している、釜焼きピッツァ「La Pizzeria」に向かいます。

 

駒場グランプリ2023年食品部門&クラス企画部門1位の本気なピザ

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釜焼きピッツァ「La Pizzeria」

理科一類7組 webサイト

このお店のこだわりはなんといっても、手作りの窯で焼き上げたピザ!チーズは熱くてとろとろ、生地はカリッと焼かれていてとても美味しかったです。実はこの企画、昨年の駒場祭から続くクラスの伝統行事だそうです。
「窯に使うレンガや加熱板を探すのにとても苦労しました。大学近くの店には売っておらず、東京の郊外まで出向きました。窯づくりや材料集めなど準備が大変でしたが、困った時には先輩が助けてくれました」と、企画の代表者。先輩から引き継がれた、ピザ窯のように熱い想いを感じたお話でした!


熱々のピザが焼き上がりました!

 

サイエンティフィックスポーツの研究と実践を行う日本唯一のニッチな卓球

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第7回キムワイプ卓球会

キムワイプ卓球会 webサイト

お次は東京大学キムワイプ卓球会のブースに向かいます。キムワイプとは実験器具を拭くためのペーパータオルです。それをラケットとして卓球を行うのがまさに「キムワイプ卓球」なのです!
まずは部員の方から説明を受けました。「ルールは普通の卓球と同じです。箱の広い面の方が打ちやすいと思われがちですが、広い面は柔らかくボールが飛ばないので、硬く細い側面の方が、ボールがコントロールしやすいんですよ。あと、長さがある卓球のラケットとは違いコートの奥まで手を伸ばしにくいので、ネットインを狙うのがポイント獲得のコツです!」


白熱した戦いを繰り広げました!

競技への愛と奥深さを感じる説明のあとは、いざ実戦。慣れないラケット捌きに苦戦しながら、部員の方を相手に善戦しました。ボールとキムワイプの反発係数を究めたい方、ぜひトライしてみてくださいね(笑)。

 

みかん柄の可愛いハッピが目印!目指すはみかんの国内消費量増加?

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東大みかん愛好会

みかん愛好会 webサイト

賑やかな通りを歩いていると、みかん柄の可愛いハッピを着た人を発見!みかん愛好会がみかんジュースの飲み比べと販売を行っているようです。「ストレート果汁」のラベルに一目惚れし、私もジュースを購入しちゃいました。どんな活動をしているのか、会長にお話を伺ってみました。
「私たちは日本のみかんの消費量を増やすことを目標に活動しています。旬のみかんを食べ比べて『楽しむ』、全国のみかん産地を訪れて栽培・流通・加工といった生産の現場を『学ぶ』、そして学祭や地域のマルシェに出店し『広める』の三本柱を掲げています。農家さんたちは栽培だけでなく、作物のPRや販路拡大も考えながら経営しており、他の産業と密接に関わっている点で農業の奥深さを実感します!」


いろんな種類のみかんジュースがありました!

こうした生産にまつわるストーリーを聞いた後では、みかんジュースがさらに味わい深いものになりそうです。
最後に、メッセージもいただきました。「みかんの世界は広いです。いろんなみかんを味わいながら、ぜひこの冬を健康に乗り切りましょう!」

 

1枚の紙から生み出される「宇宙」、折り紙の魅力を感じられるブース

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折紙美術館’23 in 駒場

折紙サークル Orist webサイト

賑わいからは少し離れて屋内へと移動。折り紙サークル「Orist」の展示を見学しました。年4回の展覧会に加えて、小学生に向けた折り紙教室を開催するなど、精力的に活動しているそうです。展示の中でも、ひときわ注目を集めていたのが「暫」という作品。2日間かけて大まかな形を折り、3日で細部を仕上げたという、10人以上が携わった超大作です!
サークル会員のおひとりに、折り紙の魅力を語ってもらいました!「紙一枚という制約された場所から、自分の好きなものを創ることができるところが魅力です。折り紙はまさに「宇宙」!最近ではSNSを通した交流も盛んで、世界中の作品を見て制作の意欲をもらっています」とのこと。数々の展示作品を通して折り紙から広がる無限の可能性を感じました。


超大作「暫」。これが1枚の紙から作り出されたなんて信じられません!

 

  • 白妙:駒場祭ではそれぞれの団体・サークルが個性溢れる企画を催しており、各々が企画を盛り上げようと頑張る姿に元気をもらいました。コロナ禍を経て活気が戻った駒場祭で、私は時間が経つのを忘れて〈取材という任務も忘れそうになりながら(笑)〉目一杯楽しみました。みなさんもぜひ次回の学祭に足を運んでみてくださいね!

  • あちこちに置かれていたオブジェが、夕暮れ時のキャンパスを飾りあげていました
  • みかん:次ページでは、私が取材させていただいたいくつかの企画をご紹介します!続けて、ご覧ください。

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