貴重な資料と蔵書数「農学生命科学図書館」 ―図書館は「知」の拠点

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大学生活を送る上で上手に活用したいのが図書館です。東大には、総合図書館、駒場図書館、柏図書館があります。各学部や研究所等にも27の部局図書館・室を有していて、これを総称して、東京大学附属図書館と呼んでいます。
今回はその中のひとつである、農学生命科学図書館(通称、農学部図書館、農図)を取り上げて紹介いたします。
※サービス状況は2022年11月22日現在のものです。

農学部の学びの入り口

農学生命科学図書館は、主に農学部の建物が集まる弥生キャンパスにあります。本郷キャンパスにある総合図書館と比べると規模は小さいのですが、ほかの図書館にはない魅力があります。


農学生命科学図書館外観

農学生命科学図書館を特徴づけているものは、何と言ってもその蔵書数です。一般図書としては、生物学や農学に関する専門性の高い図書が所蔵されていて、学術雑誌も日本語、英語ともに多く取り揃えてあります。
書架は地下1階から3階にわたって設置されているため、レポートや論文執筆のための資料を探すのには申し分ない情報量であり、求めているものがきっと見つかることでしょう。
シラバスコーナーでは、農学部が開講している授業のシラバスに掲載されている図書をまとめて閲覧できるので、授業の予習、復習も可能です。1階のカウンター付近では農学部の先生がおすすめする図書や、学生リクエストにより購入した図書などが期間限定で紹介されています。そこには入門書が揃っていることが多いので、農学部以外の学部の人も気軽に生物学や農学に触れることができます。そのほかにも、農学関係の博士論文や農業経済学科(現在の農業・資源経済学専修)が所蔵していた官公庁資料、全国各地に東大が所有する演習林の資料など、ほかの東大附属図書館では見られない興味深い資料が豊富にあります。


農学部の先生から学生へのおすすめブックリスト

展示企画も楽しめるラウンジ

小規模ながら利用しやすい設備も魅力の1つです。1階に設けられているラウンジでは、飲食(黙食)や携帯電話での通話が可能であり、ラウンジの壁を利用した期間限定のパネル展示なども行われていて、図書館が所蔵している貴重な資料を眺めながら休憩することもできます。ラウンジでの展示は2013年から始まり、これまで様々な資料を紹介してきました。


1階ラウンジ

平日は8:30から利用可能な学習環境

2階には農学生命科学研究科・農学部所属者が利用できる個人学習用の個室が7部屋あり、周りの音を気にせず集中したいときには、もってこいの環境です。当日の申し込みのほか、利用前日にはオンラインで予約することもできます。
そして、3階には、ゼミナール室や会議室もあり、ホワイトボードやプロジェクターなどの機材も使用可能なので、多目的に使用することができます。(注:予約は、農学生命科学研究科・農学部の教職員に限る。)
また、同階のPC端末室ではECCS端末(Mac mini)が利用でき、快適なネットワーク環境が張り巡らされています。このほかにもUTokyo WiFiが利用できる閲覧スペースが豊富にあるので、満席を気にすることなく、いつでも読書や作業をしに行くことができます。


【左】2階個室     【右】3階ゼミナール室

農学部生はもちろんのこと、ほかの学部の学生も利用できる設備が多いので、気分転換したいときには、ぜひ足を運んでみてください。

文/学生ライター・堀内美佑
(※2022.11.22 一部更新)