駒場祭2018レポート!(前編)黄葉色づくキャンパスの大学祭を歩く

駒場祭2018レポート!(前編)黄葉色づくキャンパスの大学祭を歩く

学生ライターブログ

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東京大学の大学祭・学園祭といえば、本郷キャンパスで行われる「五月祭」と駒場キャンパスで行われる「駒場祭」があります。どちらも、東大生がみずから自主的に作り上げる一大イベントとして、訪れる多くの人たちを楽しませています。

そのうち、毎年秋に行われる駒場祭。どんな雰囲気でにぎわっているのでしょうか?東大ならでは・東大だからこそのイベントや模擬店や展示はあるのでしょうか?そんな興味を持っているみなさんのために、学生ライターによる駒場祭レポートをお届けします!!

学生ライター・林 怜実
文科三類2年、文学部美学芸術学専修内定。biscUiT編集部員。ことばの魅力に興味があり、ウェブメディアの勉強中です。

 

駒場祭とは?

駒場祭は、毎年11月の連休を利用して駒場キャンパスで行われる、東京大学の学祭です。主催は学生有志による「駒場祭委員会」。「五月祭委員会」と対をなし毎年新歓期を賑わせる、東大の中でも人気の団体です。

2018年11月23日、第69回駒場祭初日の正門前の様子です。祝日ということもあり、午前中からたくさんの人で賑わっていました。年に1度、駒場祭の3日間は京王井の頭線の駒場東大前駅に急行電車が停まります。それが在学生たちのハレの日気分を煽ることもあり、午前中とはいえ、正門付近はとても活気に満ちていました。

正門前に設置された、委員会渾身の立て看板。今回のテーマは「はい、ちーず」ということで、会場全体にフォトスポットなどが目立ちました。

会場に一歩踏み込むと、まず明るい音に包まれます。売り子たちの呼び込みの声や、会場内の各地に設置されたステージから漏れる音楽。来場した子供たちの楽しそうな笑い声……。
活気溢れる雰囲気に包まれつつ、「駒場祭といえば」な、ある通りを目指します。
 

途中、気になる店舗に目も配りつつ……

やってきたのは、銀杏通りです! 駒場キャンパスのメインストリート。
駒場の秋といえば、銀杏並木の黄葉です。特に、駒場祭期間中はキャンパス全体の銀杏の木が見頃を迎えるため、カメラを向ける人も多くいました。

この景色を写真におさめたところで、いざ、散策です。
お昼が近づいてきたので、まずは腹ごしらえに食べ物を売っている企画を見て回ります。

駒場祭に出店している団体は、主として学部1年生のクラスや、各種のサークルです。東大は前期課程の2年間を過ごすクラスの結びつきが強く、1年生の最初の五月祭は原則として全てのクラスが出店することになっています。一方、駒場祭への出店の有無は入学後にクラス内で話し合って決めるため、駒場祭に出店しているところは、クラス仲が良い方だと言えるかもしれません。さらに、相当絆の深いクラスでは、2年の五月祭や駒場祭に出店することもあるのだとか。

なんてことを思いつつ歩いていると、焼き鳥屋さんの前を通りかかりました。友達から前売り券を買っていたことを思い出し、立ち寄ります。

2018年度入学 文科三類9組の皆さんによる「とりあえずやきトリ」。
お揃いのトレーナーがきまっています。各団体が事前に発行する前売り券は、当日価格よりも安い値段設定のことが多いので、事前に友達同士で交換しておくことが多いです。焼き鳥、美味しかった。

このお店の数件隣に私の下クラのお店が出ていたので、そこにも立ち寄ります。下クラとは、入学年度がひとつ下の同じクラスのことです。東大のクラス単位の結びつきが強いことは前述しましたが、上クラと下クラも、新入生の入学時にキャンパス案内やオリエンテーション合宿を一緒に行うため、先輩後輩として仲が良いことが多いです。私も、下クラの子たちとはキャンパスで会えば挨拶を交わします。特に学祭期間といえば、後輩たちに甘えられたら、先輩らしさを見せたくなってしまいますよね……!

2018年度入学 文科三類8組の皆さんによる「さんパッチコーン」。
カメラを向けたらみんな集まってきてくれました。ポップコーンを売ると聞いたとき、「フライパンに蓋をしてパチパチするのかな?」と思っていたのですが、さすがに抜かりなく、機材をレンタルして本格派のキャラメルポップコーンを提供していました。美味しかったです。

またしばらく歩いていると、人一倍客引きに力を入れている団体に遭遇しました。彼らの名前は「東大トマト」。東大生で知らない人はいないと言って過言でない、学内最大級の強豪テニスサークルです。

東大トマトの皆さんによる、「おしるこ出した子一等賞」。
こちらもたくさん集まってきてくれました。皆さん快く撮影許可を出してくださいましたが、こうしてみると、東大生の雰囲気が良く伝わりますね。おしるこも美味しかったです。

クラスやサークル以外にも、出店している団体は様々です。
例えば、各県の県人会。全国から学生が集まる東大では、出身地ごとに集まったメンバーによる出店も多くあります。これらの団体は、郷土料理や、地元の食材を使った料理を提供していることが多いです。

おかやま愛好会の皆さんによる「岡山のフリッター食べんちゃい!」。
岡山県産のフルーツを贅沢に使った、フリッターをいただきました。利益を出すことよりも岡山の良さを伝えることを目的としているとのことで、価格は相場よりも大幅に安く設定しているのだとか。とても美味しかったです。

そして、他にも各地の郷土料理がリーズナブルにいただけました。

金附OB・OGの皆さんによる「とり野菜みそ」。
石川県地方の鍋料理を、金沢大学附属高等学校出身の有志が出店していました。午後からは気温も下がってきたので、温かいスープが身に染みます。

お腹も満たされてきたところで、室内企画に移ります。
屋台出店がメインだと思われがちな学祭ですが、東大生の魅力は、ここから先の室内企画にも詰まっています。

次回・後編に続く(室内企画編)

2018.12.14
取材・文/学生ライター・林怜実