「物理オリンピックの代表になった経験を活かして、強い気持ちで推薦入試に挑む!」―2018推薦生インタビュー 工学部

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PROFILE

  • 氏名:   上野谷息吹さん
  • 出身校:  栃木県立宇都宮東高等学校
  • 入学:   2018年度 理科一類(工学部進学予定)

――推薦入試を意識されたのはいつ頃ですか?きっかけについても教えてください。

高3の夏に自分で決めました。『全国物理コンテスト 物理チャレンジ』という大会に出場したところ、物理オリンピックの日本代表選考に選ばれ、全国大会に出場しました。それが自分の自信にもつながり、その経験を活かして入試に挑めるのであれば、それに越したことはないなと思ったことが最初のきっかけでした。

――書類を揃えたり、作文の準備をしたり、推薦入試の対策は大変でしたか?

時間はかけました。一般入試の受験勉強の時間を少し削って、推薦入試の準備を進めていました。推薦で落ちても東大は受験するつもりでしたが、推薦で受かってやろうという強い気持ちで準備しました。

――先生とは密にやりとりをされたのですか?

そうですね。

――工学部の推薦では領域も決めたと思いますが、どちらにしましたか?

僕は領域3です。情報と数理ロボットです。

――具体的に深めていきたいことがあるのですか?

理系全般が好きで、中学高校と工作系のロボットなどにも関わっていました。自分で頭を使いつつも設計などをして、自分の手で組み立てて何かを作るのが好きなので、ものづくりに関する学びを深めていきたいです。

――サークルや部活動など、大学で挑戦してみたいことはありますか?

領域3にからむサークルとして、ロボテックというサークルがありますので、そこへの入部は考えています。それと中学、高校とソフトテニスをしていましたので、テニスも続けようかなと思っています。そのほかにも空手もたしなんでいまして、空手部にはもう入部を決めています。

――忙しそうですね。

毎週1コマ、ゼミを受けないといけないので、忙しくなりそうです。

――社会問題などについて、何か関心のあるテーマはありますか?

今、交通整備とか飛行機なども含めた様々な公共交通機関で自動操縦が進んでいると思うのですが、そういった分野で改良を加えて、安全性の高いもの、知能を応用したものを自分で考えたいです。

――大学での抱負を聞かせてください。

東大生だからといってもあまり勉強だけにこだわらず、文武両道を目指し、空手などの部活も勝ってやろうという気持ちで取り組むつもりです。

――ありがとうございました。勉強も部活動も頑張ってください!

 

取材/2018年4月
インタビュー/東京大学高大接続研究開発センター教授・濱中淳子(当時)
構成/大島七々三、「キミの東大」企画・編集チーム