「原子への興味から広がる化学の道。環境問題を後世に伝えたい」―【理科一類】新入生インタビュー 2018

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PROFILE

  • 氏名:   高瀨颯人さん
  • 出身校:  栃木県立宇都宮東高等学校
  • 入学:   2018年度 理科一類

――東大をめざしたのはいつ頃ですか?

高校に入ったときからなんとなく、東大を志望していた感じですね。

――理科一類を選ばれた理由を教えてください。

小学校の頃、原子や分子を学べるゲームがあって、そこから原子に興味をもつようになりました。それ以来ずっと化学が好きだったので、理学部で学びたいと考えて理科一類を選びました。

――将来は、化学の分野で研究職に就きたいとお考えですか?

僕自身は研究職には向いていないと思っているので、教職を志望しています。

――教職に就くことは、以前から決意されていたのでしょうか?

高校時代から学んだことをアウトプットすることが得意なので、自分で新しいものを生み出すよりも、教職のほうが自分には向いているんじゃないかと考えるようになりました。

――社会問題について関心のあるテーマはありますか?

原発事故もありましたから、大学では環境問題などを研究して、それを後世に伝えていくということも大切だと思っています。研究職ももちろん重要ですが、子どもたちに「こういうことがあったんだよ」としっかり伝えられる存在になりたいです。

――どなたか目標にしている方はいますか?

歴史上の偉人からも影響を受けていますが、私にとっては、後世に何かを残していくことそのものが意味があることだと思っています。

――大学での抱負を聞かせてください。

高校では学べなかったことなど、今後の人生にとって意味があることを広く学んでいきたいです。
 

取材/2018年4月
インタビュー/東京大学高大接続研究開発センター教授 濱中淳子
構成/大島七々三