写真で見る「東大生の夏休み」 2025 -ちょっとお出かけ編

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東大生が夏休みの思い出をシェアします!

毎年、夏の思い出は違う風景の中で生まれます。花火を見上げた夜や、友だちと笑いあった時間。どれも心に残るひとときです。この夏、東大生はどのように過ごしていたのでしょう?気になる夏休みの様子を募集したところ、今年もたくさん届きました。
「ちょっとお出かけ編」では、学生サポーターのえいさくさんと、日浦萌々音さんにみんなの写真を紹介してもらいます!

  • こんにちは!えいさくです。今年の夏休みも、東大生たちは自由気ままに暑い季節を満喫しました。2か月という長い夏は、学業の合間に新しい挑戦をしたり、心を解き放つ時間を持ったりする絶好のチャンス。ただ、長いと感じるか短いと感じるかは、課題の提出状況と口座の残高次第かもしれません。ここでは、6枚の写真を紹介しながら、儚く輝いた東大生の夏の記録をお届けします。

少し足をのばして、知らなかった日本を見つけた夏

まず1枚目。こちらは福岡で観戦したソフトバンク vs 千葉ロッテ戦の様子だそうです。山川選手が放った満塁ホームランで、球場は大きな歓声に包まれたとのこと。残念ながら自分はまだ一度も野球観戦をしたことがなく、楽しそうでうらやましい限り。ぜひ誰か私を野球に連れていってほしいです。

「打って変わって」今度は千葉県の九十九里。大学の友人と車を走らせ、ビーチでのんびりしたとのこと。こちらも楽しそうでいいですね。爽やかな1枚です。水平線がどこまでも続く写真を見た私は、「将来もこれくらい一直線なら楽なのに」とふと考えてしまいます。でも、寄せては返す波を見ていると、迷いながら進むことこそが人生の味わいなのかもしれません。なるほど、海は正直です。海行きます。

開放的な海の次は、山奥の森にひっそり口を開ける溶岩洞窟。どことなく不気味な様子で、まるで別の世界に迷い込んだよう。大きな怪獣が口をほんのり開けたみたいです。インストラクターの先導で中に入ったとのことなので安心ですね。安全は全てに優先します。臆病者の自分なら、水滴が肩に落ちた瞬間に全力で退散していたことでしょう。かけがえのない経験になったこと間違いなしです。

万博のドイツ館で味わった本場仕込みのソーセージとクラフトビールとのこと。「観光地価格」との強調つきです。ひと口目は「やっぱり本物だ!」と感動するのですが、二口目には「冷静に考えると学食5回分だな」との邪念が頭をよぎるのでしょうか。とはいえ、夏休みだからこそできる贅沢もまた一興でしょう。青春とは、炭酸の泡と同じで一瞬で弾けて消えるものだと教えてくれます。儚くも素敵ですね。

続いては函館の夜景。「100万ドルの夜景」と呼ばれていますが、物価高の昨今ではそろそろ「150万ドル」に値上げしてもよいのではと感じるほどの輝きです。誰が選んだのかはわかりませんが、日本三大夜景の一つだということも納得です。ちなみに、函館の美味しい海鮮やB級グルメももちろん楽しんだとのこと。私がここを訪れる時、隣に語らう相手がいたら、この夜景はもっと輝いて見えるのでしょうね。

最後はわたしの「夏休み」をご紹介。大阪は堺の大山古墳。みんな大好きな前方後円墳です。ご存知のように上空から見ると鍵穴のような形をしていますが、大きすぎて近くで見ると森としか感じられません。実は面積で言えば世界最大級の墳墓であり、クフ王ピラミッド、始皇帝陵と並ぶ世界3三大墳墓と(おそらく日本人の間で)呼ばれています。「仁徳天皇陵」とも言われますが、実際に誰が眠っているのかは学術的にはまだ不明。なんだかゾクゾクワクワクしてきますね!!!万博行くなら当然大山古墳も見なきゃと思い、大阪最終日をこちらに割り振りました。みなさん古墳に行きましょう。

球場で声を枯らし、海で涼み、洞窟の暗闇に身を委ね、万博でビールにうなり、夜景とグルメに酔い、古墳を愛する。たとえ国内といえども、一人一人の幸せが満ち満ちていたかけがえのない時間と言えますね。そんな夏の断片をつなぎ合わせると、東大生という生き物の素顔が垣間見える気がします。次の夏も、いい夏であってほしいものです。
続きまして、日浦萌々音さんにみなさまからの写真を紹介してもらいます。引き続き「ちょっとお出かけ編」をお楽しみください。

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