高校生・受験生が東大を
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――東大を志望した理由を教えてください。

東大は、医学部に進む予定であったとしても、前期課程でさまざまな学問に触れることができて、そこでいろんな人と関わる中で刺激を受けられそうだなと思ったことが一つの理由になります。成績が伸びてきた高2あたりで東大を意識し始めました。最終的に受けることを決めたのは、共通テスト後の受験直前です。

――受験勉強はどのようにして乗り越えましたか？

受験勉強はやった分だけ伸びるって信じて、やり続けるっていうことですね。苦手科目から目を背けずに、きちんと自己分析をしたうえで、冷静にやるべきことを判断してこなしていくことが大事だと思います。基本的なことなのですが、共通テストの対策はとにかく問題集を解いて、間違ったところは徹底的に分析して解き直しをしていました。それを怠らずに繰り返しやることで、自分の弱点も明確になりますし、基礎の定着にもつながって効率的に勉強を進めることができました。

――履修を考えているところだと思いますが、興味のある授業はありましたか？

医学系以外では、政治経済学や憲法の授業が少し気になっています。前期課程では文理の枠を超えて幅広く履修できるので、これからいろいろ調べてみるつもりです。

――大学では、勉強以外にやってみたいことはありますか？

中高と運動してこなかったので、運動系のサークルに入ることを考えていて、医学部鉄門テニス部に入ってみようかなと思っています。

――どのような将来像をイメージしていますか？

医学部に進みたいと思っているので、医師になりたいですね。でも、臨床医か研究医かはまだ決めていませんが、医学の進歩に貢献したいです。

――これを読んでいる高校生に向けてメッセージをお願いします。

自分を信じてくださいっていうことですね。東大で学びたいっていう気持ちを忘れずに、常にどこかでその気持ちを思い出せるようにしてください。自分がなぜ頑張っているのか、何のために勉強しているのかは人それぞれですけど、努力をして身につけたことは無駄になることはないので、頑張ってほしいです。

――自分がほしい未来は自分でつかみ取りたい、そんな気持ちになりました。メッセージありがとうございます！

 

取材／2025年4月
インタビュー・企画・構成／「キミの東大」編集チーム

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