「受験を通して成長を実感。大学でしかできないことに挑戦して学生生活を充実させたい」―2025一般生インタビュー 理科二類

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佐藤彩乃さん

PROFILE

  • 氏名:  佐藤彩乃さん
  • 出身校: 富山県立富山中部高等学校
  • 入学:  2025年 理科二類

――東京大学を志望された理由は何でしょうか?

将来やりたいことがまだ全然決まっていなかったので、いろんなことを幅広く学んでから専門的に何を学ぶか決められる進学選択制度があるのがいいなと思って、東大を志望しました。

――理科二類を選んだ理由を教えてください。

高校に入学した当初は、製薬や創薬といった薬学に興味があって、ただ、ざっくりとしたイメージでおもしろそうだなって思っていたんですけど、学年が進むにつれて、東大の他学部の概要もいろいろ調べてみると、メディアとかデザインとかにも興味が広がっていったんです。やっぱり、科類を選ぶときはとても迷いましたが、最初に興味をもった分野に近い理科二類を選びました。

――受験勉強で大変だったときはどう乗り越えましたか?

東大模試の判定があまり振るわなかったときは、気落ちすることが多くてつらいこともあったんですけど、早めに気持ちを切り替えるために「落ち込んだところで模試の結果は変わらないから、それを受け入れてまた頑張るしかないな」って思うようにしました。そこからは、模試の結果が良くなかったとしても、気にしすぎてしまう時間をなるべく作らないようにして、勉強に集中して何とか乗り越えることができました。

――少しずつ慣れてきた頃だと思うのですが、大学生活はいかがですか?

予想はしていましたが結構大変です。初めての一人暮らしをしているので、今まであまりやったことがなかった家事にはまだ慣れません。これまでは両親が生活という面でも私を支えてくれていたんだなと実感しました。勉強面では進度が早いこともあって、毎日なんとかついていこうと頑張っています。大変なことも多いですが、同じクラスの人に勉強を教えてもらったりサークル活動に参加したりと、充実した日々を送っています。

――勉強や研究以外で頑張りたいことはありますか。

高校と違って、いろんな種類のサークルがあるので楽しみです。今はクイズや謎解き、軽音系のサークルが気になっています。社会人になったら、楽器を弾いたり、クイズをしたりする機会はあまりないと思うので、 大学でしかできないことに挑戦して、学生生活を充実させたいです。

――最後に、高校生に向けてメッセージがあればお願いします。

受験勉強は苦しいことも多いとは思うんですけど、厳しい道を乗り越えた先には、合格以外にも、みなさんそれぞれ得られるものがあると思います。受験を通して、人として成長を実感できると思うので、大変だとは思うんですけど、頑張ってほしいです。

――心に響くメッセージをありがとうございました!

 

取材/2025年4月
インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム