「小さい頃からの興味を育て理科二類で専門分野を決める。世界を舞台に活躍したい」―2025一般生インタビュー 理科二類

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古平蒼真さん

PROFILE

  • 氏名:  古平蒼真さん
  • 出身校: 長野県屋代高等学校
  • 入学:  2025年 理科二類

――東大の理科二類を志望した理由を教えてください。

高い目標を志したいということで、高3の4月に志望校を東京大学に決めました。もともと僕は化学と医学が好きで、薬学部に興味があったので、進学選択で選択肢の幅が広く、主な進学先が農学部や薬学部である理科二類を志望することにしました。

――どのようなきっかけから、化学や医学に興味をもったのですか?

小学生の頃、母から元素記号の話を聞いて、まず元素に興味をもったんですよ。元素を全部覚えて、その次に元素が繋がってどういう物質ができるかっていうことに興味をもつようになりました。化学への興味はそれが始まりだったと思います。医学や薬学に興味をもったのは、自分は小さい頃に少し体が弱かったときがありまして、そのときからお薬にお世話になっていたからです。

――高校で力を入れて頑張ったことはありますか?

高校2年のときに「科学の甲子園全国大会」の長野県予選につながる「信州サイエンステクノロジーコンテスト」に参加させてもらいました。このコンテストはチームで競う団体戦で、僕はその中でも化学を担当していたのですが、今までは自分の高校では一番化学が得意だと思っていたのに、別の高校に自分より上がいたことは悔しかったです。

――入学してから、勉強や研究以外で頑張りたいことはありますか?

スポーツが好きなので、サークルに入ろうと思っています。今考えているのは、以前少しだけやっていたことがあるテニスなんですけど、ほかにも興味のあるサークルがあれば、ぜひ挑戦してみたいです。

――将来の夢や目標を聞かせてください。

大学では幅広い学びを通してグローバルな視点を養い、将来、化学や医学の分野で世界を舞台に活躍できるように専門知識を深めていきたいです。そして、自分の存在に胸を張れるような人間になりたいと考えています。

――これを読んでいる高校生に向けてメッセージがあればお願いします。

僕は地方出身なので、とにかく情報が少ないと感じていました。一緒に東大をめざす仲間もあまりいなかったんですけど、それでも諦めなければ、ちゃんと東京大学に合格することができるということを伝えたいです。

――地方から受験する高校生の励みになるメッセージをありがとうございました!

 

取材/2025年4月
インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム