「公共の授業がきっかけで文1へ。法学部に進学して将来は法律を扱う仕事に就きたい」―2025一般生インタビュー 文科一類

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忠平法大さん

PROFILE

  • 氏名:  忠平法大さん
  • 出身校: ラ・サール高等学校(鹿児島県)
  • 入学:  2025年 文科一類

――東京大学を志望したきっかけを教えてください。

中学、高校のときに受けた公共の授業がきっかけで、法律の分野に興味をもつようになりました。東京大学に進学しようと思ったのは、法学を学ぶにあたって、卓越した教育内容で学習環境も充実しているところが魅力だったからです。 僕の高校からも東京大学に進学する人がこれまでも多くいて、そういう先輩たちの姿を見る中で憧れを抱いていたのもあります。

――さまざまな法学分野の中で、どのようなことに興味をもったのですか?

一番興味をもったのは、法律の仕組みについてです。公共機関と民間の間の調停や、民間同士の調停を円滑に進めていくうえで、法律をどのように機能させていくか、法律がうまく機能しているのかどうかを考えることに興味があります。また、法律の成立過程を理解することで、法律が社会にどのように影響を与えるのかも考えていきたいです。

――高校時代に熱心に取り組んでいたことはありますか?

僕の通っていた高校が体育祭にすごく力を入れていて、8月下旬頃からおよそ1ヶ月弱ほど応援団が力を入れて練習をする文化があるんです。応援団は紅白で二つにわかれていて、僕は紅軍応援団の財務を担当していたんですけど、高校生活の中で一番、時間と労力をかけて取り組んだ気がします。紅軍だけでも600人ほど在籍しているので、それだけ動かすお金も多額になって大変でしたが、とても大きなやりがいを感じました。体育祭が終わるとすぐに受験勉強に向かっていく中で、とてもメリハリのある時期でした。

――大学で何か挑戦したいことはありますか?

入学するまではとくに希望はなかったんですけど、ガイダンスを受けていく中で、中国語にすごく興味をもったので、第二外国語は中国語を選びました。中国語は世界で2番目に多く使われる言語なので、中国語を話せるように熱心に組んでいきたいです。

――勉強以外に大学でやってみたいことはありますか?

高校では、部活に入っていたわけではないんですけど、僕はピアノを16年やっていて、吹奏楽部のお手伝いで演奏したり、バンド活動もやっていたりしたので、大学でも音楽系のサークルに入って活動を広げていけたらと考えています。

――卒業後の進路については、どのように考えていらっしゃいますか?

今の段階では具体的には決まっていないんですけれども、法学部に進学し、法律を扱う仕事に就きたいなと思っています。

――最後に、高校生に向けてメッセージをお願いします。。

「大学に入ることは目的ではなく、次のステップのスタートラインだ」ということをよく耳にしますが、僕は、大学合格そのものが目標でもいいと思っています。短いスパンで少しずつ目標を立てていって、それを一つ一つ達成して積み重ねていくことを大事にしてもらえるといいのかなと考えています。僕としては、目的や目標を長期的なスパンで立ててしまうと、モチベーションが持続しないんですよね。高校生活では一旦大学入学を大きな目標として立ててしまい、それに向かって日々の勉強であったり、日々の定期試験であったりに力を入れていく。その延長上として大学受験っていうものを見据えると、 学校生活も受験もうまくいくと思っています。

――前向きになれるお話をありがとうございました!大学生活を楽しんでくださいね。

 

取材/2025年4月
インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム