推薦生インタビュー2025(まとめ)
推薦生(2025-2018)
2025.07.10
2025.07.10
#学校推薦型選抜(推薦入試)
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#学生インタビュー
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#理学部の人
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PROFILE
――東京大学の理学部を志望した理由を教えてください。
中高生の頃、数学オリンピックをはじめとする数学に関連したイベントに参加したことなどを通して、論理的に議論を組み立てる数学のおもしろさや奥深さに魅力を感じました。この経験から数学をより深く学びたいと思い、東京大学の理学部を志望しました。
――どのようなきっかけで、数学に興味をもったのですか?
幼い頃、パズルとか、頭を使って考えながら取り組むような遊びが好きで、そういった遊びを通して、数字や形に触れられる機会を作ってもらったことから、自然と算数にも興味をもつようになりました。難解な問題を解いたときの達成感があることが、数学が好きな理由のひとつです。
――東大の学校推薦型選抜に挑戦しようと思ったきっかけはありますか?
日本数学オリンピックや数学解法コンテスト、高知県高等学校数学コンクールなどに参加していたんですけど、そこで出会った先輩方や同学年の人が東大の学校推薦型選抜に「受かった」とか、「受ける」っていう話をしているのを聞いて、高3になる春休み頃に、自分も学校推薦型選抜に挑戦してみようと思ったのがきっかけです。
――学校推薦型選抜の準備は、どのように進められましたか?
学校推薦型選抜に関しては、先生からアクションがあったというわけではなかったので、インターネットでいろいろ調べたり、数学オリンピックで知り合った先輩方にいろいろ聞いたりして、自分で積極的に準備を進めていました。本格的に動き始めたのは夏頃で、夏休みに志望理由書を書いて、そこから先生にチェックをしてもらいました。先生に「学校推薦型選抜に挑戦したい」と伝えたときは、応援してくれたのでとても心強かったです。
――入学後にシラバスをみて、興味のある授業はありましたか?
一番興味をもったのは、全学自由研究ゼミナールで開講されている「ボーカロイド音楽論」という授業です。ボーカロイドの音楽を通して、記号論やジェンダー論など、いろんな社会の問題について学んでいくという講義内容で、すごく楽しみにしています。幅広い知見を得るために、専門領域だけでなく、ある程度、アンテナを張っておこうと考えています。
――勉強や研究以外で挑戦してみたいことはありますか?
東大では、一人一人が、さまざまなことに取り組んでいて、想像していた以上に多様な学生生活があるんだなと感じました。とりあえず、自分はいろんなサークルに入って、人脈を広げていきたいと思っています。もうすでに、ゲームを通して親睦を深める「東京大学ゲーム研究会」や、教科ごとに入試問題の分析や入試問題の模試の作問を行っている「東京大学作問サークル」に入会しました。
――東大ではどのように学んでいきたいですか?
数学といっても、具体的な研究テーマはまだ決まっていなくて、前期課程の間に基礎知識を身につけ、いろんな分野に触れることで、自分が研究したい領域を見つけたいと思っています。理学部や大学院に進学してからは、その分野を突き詰めて、将来は研究者の道に進むことを考えています。
――東大をめざしている高校生にメッセージをお願いします。
自分もそうだったんですけど、一人でいろいろやるのは、やっぱり大変なことが多かったので、学校の先生や友達、ネットで知り合った先輩方など、まわりに頼れる人がいると、いざというときにとても心強いです。人とのつながりを大切にして、受験を乗り越えてください。
――「人とのつながりを大切に」という素敵なメッセージありがとうございました!