写真で見る「東大生の夏休み」 2024 - ワールドツアー編
キミ東写真部 2024.10.07
2024.10.07
東大生が夏休みの思い出をシェアします!
大学生の夏休みは約2か月間。高校生のときと比べると、とても長いんです!海、花火、夏祭り…と、楽しいイベントが目白押しの夏休み! この夏、東大生はどのように過ごしていたのでしょう?そこで、今年も東大生から夏休みの写真をたくさん集めました。 デイリーライフ編では、学生サポーターの3days agoさんと、KTさんにみんなの写真を紹介してもらいます!
こちらの写真は、教職課程科目の講義が終わり、帰りに本郷キャンパスを散策していたときに撮影された1枚。夕暮れ時に光っている建物のライトがとても綺麗ですね。東大では、教員免許取得に必要な科目を夏休みにまとめて受講できる集中講義もあって、今年の夏休みはその受講で忙しく過ごされたようです。同じく講義を受けに来ていたクラスメイトとお昼休みに校内を散策したり、帰り道でお互い励まし合ったり、一緒に課題をしたりして、そのひとつひとつがいい思い出になったそうです。
こちらは、「吾輩は子猫である」の文字と、可愛らしい黒猫があしらわれたマンホールの写真です。このマンホールの蓋は、共立女子大学の方によってデザインされたもののようで、現在、お茶の水小学校前の歩道に設置されています。撮影者は、卒業論文と大学院入試の勉強で鬱屈としていた気分を転換するため散歩へ出た際に、このマンホールの蓋を見つけたとのことです。ちなみに、この蓋がオマージュしている『吾輩は猫である』の作者、夏目漱石の出身校である錦華小学校を含む近隣の数校が統合されてできたのが、先に紹介したお茶の水小学校です。
続いては、上野恩賜公園にある不忍池と、そこに飾られた風鈴の写真です。本郷キャンパスで研究室見学に参加した帰り、少し回り道をして不忍池の風鈴を見にいったようです。風が強い日には、時折風鈴が一斉に鳴ってとてもにぎやかですよ。この写真にも写っている蓮の花は、不忍池の名物で、7~8月の午前中しか咲いていません。実は、私も毎日上野恩賜公園を通って大学に行っているので、ここもよく通りかかるのですが、朝寝坊すると、夏でも蓮の花が見られないのでちょっとがっかりします(笑)。
こちらの写真は、撮影者が森林科学専攻の方で、2週間ほど地方の演習林に滞在し、研究に使用するデータを取る中で撮影されたそうです。調査では、急斜面を下ったり、シダがうっそうと茂る場所をよじ登ったりするのでとても大変な一方、森林の中にいるのはやはり気持ちが良く、好きな時間とのこと。普段東京の中心で過ごす東大生にとって、豊かな自然はリフレッシュにうってつけですね。
こちらは、都内にあるトルコ雑貨のお店。一歩店内に入ると、一気にエキゾチックな世界へと引き込まれてしまいそうですね。撮影者のお気に入りのお店とのことで、雑貨屋を見たあとは、併設されているレストランでトルコ料理を食べたそうです。独特の輝きを放つトルコランプ、きれいですよね。私も、昔トルコ旅行に行ったとき、おみやげに買って帰るか真剣に迷ったことがあります。安全に持ち運べる自信がなく、結局断念してしまいましたが…(笑)。
最後は、私の夏休みから1枚。私はこの夏、サマーインターンや短期留学等の合間を縫って、NHKホールでのウェルカムコンサートに行ってきました。ビギナー向けのこのコンサートの中では、最後に演奏された「キエフの大門」が特に印象的でしたね。生のオーケストラの魅力を肌で感じることができました!
「デイリーライフ編」はいかがでしたか?東大生のリアルな夏休みを通して、東大生に対してみなさんが抱くイメージが少しでも具体的になったらうれしいです。 次のページは、KTさんにバトンタッチして写真を紹介してもらいます。引き続き「デイリーライフ編」をお楽しみください。