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「小学生で魅了された物理法則の美しさを追究したい。優秀な仲間たちとの出会いに刺激を受けて研究の道を進む」――2021推薦生インタビュー 理学部

2021.07.14

推薦生2021

#学校推薦型選抜 #学校推薦型選抜 #理学部の人 #理学部の人 #推薦入試 #推薦入試

2021推薦生 辻さん

PROFILE

つじ 圭汰けいたさん

出身地:岐阜県
高校:岐阜県立岐阜高等学校

――東大理学部を志望した理由を教えてください。

小学校3,4年生の時に科学雑誌の『Newton』を初めて読んだんですが、そこで宇宙とか素粒子とか、日常とかけ離れた美しい現象を目の当たりにして、物理に興味をもちました。その後、中学・高校で物理の勉強をしていくうちに、物理の法則の美しさに感動して、物理の研究をしたいと思うようになっていきました。物理の研究をするには東京大学の理学部で学ぶのが最もよい選択であると考えて、理学部を志望しました。

――物理の法則の美しさに感動したということですが、どのような法則に興味をもっていますか?

万物の理論に関してすごく興味がありますね。この自然界にはさまざまな法則があって、究極的には、それは素粒子の振る舞いによって説明することができるとされています。それをさらに突き詰めると、世界のあらゆる法則を1つの式、1つの法則から説明することができるようになるということではないかと考えられているんです。これが万物の理論で、私がこれから研究したいと思っていることです。

――無限の可能性を感じる研究テーマですね。テーマが大きい分、学校推薦型選抜の準備は大変だったのではないでしょうか?

理学部の志望理由書には将来像を書くことが求められているのですが、そこに一番苦労したかもしれません。私は高校2年生の時に物理チャレンジに出場して、物理オリンピックの日本代表になることができたんですが、そこで物理学の先生や優秀な仲間にたくさん出会って、自然と研究者を志すようになりました。ただ、具体的にどの分野の研究者かと言われると漠然としていたところがあって。志望理由書を書きながら、宇宙や素粒子の研究に取り組みたいという道筋が明確になったかなというふうに思いますね。

あとは、一般選抜も併願していたので、そちらの勉強と並行して進めるのが大変でした。

――学校推薦型選抜の準備にはどのくらいの時間がかかったのでしょうか。

志望理由書は10月頃から書き始めて、1ヶ月ほどかかったと思います。出来上がった志望理由書は学校の担任の先生や物理の先生、両親に見てもらって、色々とアドバイスをもらいました。

――面接は、志望理由書の内容をベースに進められたんでしょうか?

面接では、志望理由とか、興味のある素粒子の分野について詳しく聞いていただきました。あとは、物理の問題が出題されて、その場でホワイトボードに書きながら答えるという課題もありました。私が解いたのは電磁気学の問題でした。面接官の先生方がかなり話しやすい雰囲気を作ってくださって、面接はすごく和やかに進みました。

――東大ではどのように学んでいきたいと思っていますか?

せっかくの前期教養課程なので、分野を横断するような形で幅広い知識を身につけたいですね。物理に限らず、化学、情報、数学、それから生物も学んでいきたいです。最近は色々な分野を融合させた研究が盛んになってきていると思うので、幅広く学んだ経験も将来の研究に活かせるんじゃないかと考えています。

それから、量子力学や相対性理論については、これから研究するうえでの基礎的になる部分なので、早期履修を活用して、早くから深く学んでいきたいなと思っています。どのような授業を履修するのが良いかは、アドバイザー教員の先生にも伺いたいと思っています。

――それ以外で、東大の学生生活で何か挑戦したいことはありますか?

今までは実家で住んでいて、最近寮に引っ越してきたんですが、やっぱり一人暮らしのために必要な、自炊とかの力はちゃんと身につけていきたいなと思っています。

――東大に入学して数日経ちますが、印象はいかがですか?

同級生とか先輩方も、やはり優秀な方が多いなという印象を受けています。まだ4月初めなのに、もう授業をたくさん入れて積極的に勉強しているような人の話も聞きました。そういう話を聞くと、自分も積極的に頑張っていきたいなと思うことができるので、努力している人とか、頑張っている人がたくさんいる環境はいいなと思っています。

――最後に、高校生・受験生へのメッセージをお願いします。

私は高校2年生のときに物理チャレンジに挑戦して、物理を志している仲間たちと出会えたことが刺激になりました。それが学校推薦型選抜に挑戦する大きなモチベーションになったので、興味のある分野には、積極的に早いうちから挑戦していくのがとても重要だと思います。

―― 一歩踏み出したい後輩の背中を押すメッセージ、ありがとうございました!

取材/2021年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム