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「地理オリンピックで気づいた地方政策の課題。経済学と統計学を学んで、地方創生の仕事に活かしたい」――2021推薦生インタビュー 経済学部

2021.07.14

推薦生2021

#学校推薦型選抜 #学校推薦型選抜 #推薦入試 #推薦入試 #経済学部の人 #経済学部の人

2021推薦生 平さん

PROFILE

たいら 智悦ともよしさん

出身地:山口県
高校:ラ・サール高等学校(鹿児島県)

――学校推薦型選抜に挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。

中学3年生の時に授業で地理オリンピックの申込書がみんなに配られて、最初は、「地理が得意だから出てみようかな」くらいの軽い気持ちだったんです。でも、地理オリンピックに出場しようと思ってから、地方政策についていろいろ興味が出て調べ始めると、問題点や社会現象についてもいろいろ考えるようになり、講義を受けたり、自治体のフィールドワークに行ったりして、実際に政策立案をするまでやってみたら、さらに深く学びたいと思うようになりました。その中で学校推薦型選抜にも挑戦したいと思ったのですが、興味のあることを追究していたら、きっかけにつながったという感じです。

――地理や地方政策といった興味から、経済学部の志望につながったのはなぜですか?

地方政策について学ぶ中で、政策のエビデンスを得ることが難しく、だから政策の効果の検証もしづらいという課題があると知りました。それにどう対処できるかを考えた時に、経済学と統計を使って、定量的に検証することができるよなと考えて、経済学部で学びたいと思うようになりました。

たとえば、経済学と統計の知識を使ってビッグデータを解析して、都市間交通が特定の都市に与える影響を分析することにとても興味があります。

――それで経済学部を受験したんですね。出願の準備はどのように進めたんですか?

高3の4月から6月は、興味のある経済学の方面に関する専門書を色々読んで知見を深める期間にしました。東大の一般選抜も併願していたので、それ以降はしばらくそちらの対策に注力して、9月の終わりごろから本格的に志望理由書とかの準備を始めていきました。

出願にあたっては、担任の先生と進路の先生はもちろん、経済学に関しては政治経済の先生、数学の先生、経済にも詳しい英語の先生にもアドバイスをいただきました。

――かなり長い時間をかけて入念に出願の準備を進めたんですね。準備の過程で大変だったことはありますか?

志望理由書を書くこと自体は、それほど苦労した感じはなかったかなと思います。自分がどういう人間で、何をやってきたかが伝わるような志望理由書にしようと思って書いたんですが、他大学の推薦入試に関する解説書も参考にできるところが多かったです。

一番苦労したのは面接です。元々面接は苦手なんです。めちゃくちゃ緊張してしまって、何を言ったらいいのか分からなくなって、逆にしゃべり過ぎちゃうこともあったりして。学校の先生にやっていただいた模擬面接で見事にこてんぱんにされてしまって(笑)。そこから入念に準備をしました。想定質問を考えることはもちろんですけど、一番意識したのは心構えですね。先生には、面接は対話だっていうこと教えていただいて、それを意識して本番に臨みました。本番の面接は比較的うまくいったと思います。

――これから東大ではどのようなことを学びたいですか?

東大は前期教養がすごく充実しているので、そこで何か経済学以外でもできることがないかなと思っています。特にデータ解析に関連して、プログラミングを学びたいですね。人工知能も使ってみたくて、それを学べるアドバンスト理科という授業も受講したいと思っています。選抜試験に受からなければ受講できないので、難しいと思うんですけど、興味のある分野なので挑戦してみるつもりです。

――東大で学んでいく中で、アドバイザー教員の先生からはどのようなサポートを受けたいと思っていますか?

経済の専門科目についてどのように学習を進めていくべきかのアドバイスをいただけるとうれしいですね。それから、経済学は数学を使うので、前期教養課程の間にどこまでやっておけばいいのかを教えていただきたいです。

――その他に、学生生活でチャレンジしてみたいことはありますか?

地方政策に関しては、1、2年生のうちに地方にインターンに行きたいと考えています。実際の現場から地域の現状を知り、課題や問題解決に取り組んでみたいです。

それから、サークルはkaggleというAIコンペティションに参加するサークル・灯に入って、レベルの高い環境で挑戦してみたいと思っています。

――今はコロナ禍で大学の雰囲気を味わう機会も減っていると思うのですが、そのような中で学生生活をスタートさせてみていかがですか?

たしかにオンライン授業も多いんですが、クラスの友達とは一度会う機会を設けてもらって、かなり打ち解けられたと思います。今年の合格者は女子の比率が高いと聞いてはいたんですが、実際に入学してみるとその通りで、思ったほど男女比が偏ってないなという印象です。

――将来はどのような進路を考えているのでしょうか?

地元に帰って、地方公務員とか、あるいは地方で大きな役割をもって開発とか担っている企業に就職して、地方創生に関わる仕事をしたいと思っています。

――東大で学んだことを活かして地方での活躍を目指されるんですね!最後に、これから東大を受験する高校生・受験生の皆さんにメッセージをお願いします。

あまり受験勉強だけにこだわらずに、いろんなことに挑戦してほしいですね。結果は振るわなくても、そこで仲間と高めあえる経験は貴重だと思います。

――ありがとうございました!

取材/2021年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム