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「部活と両立しながら挑んだ理3受験。大学での幅広い経験を通じて視野の広い医師をめざす」―2021新入生インタビュー 理科三類

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2021新入生齋藤さん

PROFILE

  • 氏名:   齋藤凜大さん
  • 出身校:  北嶺高等学校(北海道)
  • 入学:   2021年 理科三類

――理科三類に入学されたということは、医師をめざしているのですか?

はい、医師を志望しています。自分自身が幼少期に身体が弱かったことと、中学3年生のときに祖父が大腸がんで亡くなってしまったことがきっかけです。医療に携わりたい気持ちがより強くなりました。

――医師として専門にしたい診療科はお考えですか?

医師になったら外科の臨床をやりたいと思っています。ニーズが大きいのが外科の分野だと聞いたので、そういう分野に携わってみたいと思っています。それと、単純に外科医に対するあこがれもあります。

――大学受験で大変だったたことはありましたか?

誘惑がいろいろあって、それに耐えるのが大変でした。強豪校という感じではなかったのですが、硬式テニス部に所属していて、それなりに真面目にやっていたので、勉強と部活を両立するのも大変でしたね。

――部活にも熱心に取り組んでいたのですね。では、いつ頃から受験勉強に集中して取り組んだのでしょうか?

新型コロナウイルスの影響で高2の3月くらいに部活を引退することになってしまったので、そこからは勉強に集中していきました。

――理科三類だとあまり授業選択の自由度は高くないかもしれませんが、必修が多い中でも、履修したい授業、楽しみな授業はありますか?

文系と理系を両方学ぶことで広い視野を持った医師になれると思っているので、文系科目の授業にも興味があります。今、履修しているのは「ジェンダー論」という結構有名な授業です。

――勉強以外にサークルやアルバイトでやりたいことはありますか?

部活でもサークルでもよいので、なんらかの形でテニスをやりたいと思っています。アルバイトは、塾講師とか家庭教師とか教育系もやりたいですし、飲食系のような新しいフィールドのアルバイトもやってみたい気持ちはあります。いろいろなジャンルの人と接して、人間関係の幅を広げていきたいですね。

――最後に、東大をめざす高校生へのメッセージをお願いします。

部活や課外活動も頑張って、そのうえで勉強するときはちゃんと勉強して、自分の目標に向かって頑張ってほしいと思います。

――経験に裏づけられたメッセージを、ありがとうございました!

 
<参考>
齋藤さんも受講している「ジェンダー論」を担当する教養学部の瀬地山教授が、こちらのページでジェンダー論を解説してくれています

 

取材/2021年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム