「広がる興味を力に東大へ挑む。全力でいろいろなことに取り組むことが一番楽しい!」―【文科三類】新入生インタビュー 2021

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2021新入生若林さん

PROFILE

  • 氏名:  若林拓海さん
  • 出身校: 東京都立三鷹中等教育学校
  • 入学:  2021年 文科三類

――東大を志望した理由を教えてください。

小5の頃から、哲学に興味があったんですけど、中3の頃になると、自分が好きだった算数や数学の先生になりたいなと思うようになりました。高校では「ステージ論文」という探究活動で友人が「日本語の変化について」をテーマに発表したのを聞いて、日本語という言語にも関心をもつようになりました。自分の興味が次から次へと広がっていって、どれか一つに絞ることがなかなかできなかったので、前期課程で幅広い分野を学びながら進路を選べる東大を志望しました。

――大学受験で苦労したことはありましたか?

英語が苦手なので苦労しましたが、数学がほかの教科に比べて得意なほうだったので、チャレンジする気持ちで東大を受けることを決めました。

――興味をもった授業はありましたか?

哲学もそうだし、社会思想史にも興味があります。今は視野を広げながら、興味のある科目を積極的に取りつつ、いろいろ検討したいです。

――勉強以外で挑戦してみたいことはありますか?

中学、高校では水泳部に所属していて、大学でも水泳を続けている高校の先輩がいるので、僕も水泳部に入って、一緒に大会に出られるといいなと思っています。また、先生をめざしていた時期もあったので、アルバイトで教えてみたいなという思いはあります。ただ、文系分野が少し苦手だったこともあって、まだ自信をもてなくて、挑戦するかどうかを考えているところです。

――東大をめざしている高校生に伝えたいことはありますか?

全力でいろいろなことに取り組むことが、一番楽しいと思います。勉強に打ち込むことも大事ですが、高校1、2年のうちから勉強だけに集中するより、部活などにも本気で取り組んで、勉強をしなければいけない時期になったら、全力でやるほうが絶対に悔いがないです!僕自身も、高校2年までは勉強一本という感じではなく、受験勉強のときも友だちと話したり遊んだりして息抜きをしていました。そうやって気持ちを切り替えられる仲間がいたことは、とてもよかったなと感じています。

――素敵なメッセージをありがとうございました!

 

インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム