一般選抜合格者の声 ― 新入生インタビュー 2025
一般選抜合格者の声
2025.07.31
2021.07.12
#理科二類
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PROFILE
私は化学のなかでも特に高分子系化学が好きで、将来は研究者をめざしています。化粧品の開発や食品、サプリメントにも興味があって、これらの分野を幅広く学べるのではないかと考えて理2を選びました。
もともと肌が弱かったこともあって、メイクアップアーティストや美容師のような美容の世界に興味がありました。でも、勉強もがんばってきたし、両方を活かせる道はないかなと考えたときに、化粧品の開発がいいんじゃないかなと思いました。また、高校のときからスポーツが好きで、筋トレをしてプロテインを飲んでいたので、サプリメントの分野にも興味をもつようになりました。今は、好きなことを仕事につなげられたらいいなと思っています。
薬学部か理学部の化学科か、工学部の応用化学科に進みたいと考えているのですが、前期課程の2年間で新しい分野に興味が出て、志望が変わるかもしれません。
興味が文系寄りで、倫理や哲学にも関心があるので「理系」という枠にとらわれず、いろいろな授業を積極的に履修したいと思っています。また、部活ではチアリーディング部に入ろうと考えていて、やりたいことがたくさんあって、今どうしようという感じです(笑)。じつは、昨年度までは私立大学に通い、1年間大学生活を送っていました。でも、新型コロナウイルス感染症の流行もあって、できなかったことがすごく多かったので、今年はやり残すことがないように勉強も部活も全力でがんばりたいと思っています。
高校のときは、受験勉強だけに集中するのは視野が狭すぎると感じていて、「とにかく大学に入って、早く大学生になりたい」という思いで入学したのですが、昨年はオンライン授業が中心で、想像していた大学生という感じがしませんでした。もともと暇な時間が苦手だったこともあって、もっといろいろなことに挑戦したいという気持ちが強くなっていったので、秋ぐらいに共通テストの出願だけ済ませておいて、12月に授業が終わってから「そうだ受験勉強しよう」って、そこから勉強して東大を受験しました。
地元では「女子で東大?」という雰囲気があって、人前で「東大をめざす」というのも言いにくかったのですが、当時はそれを疑問にも思っていませんでした。大学で首都圏出身の人たちと話をするうちに「地方とは考え方が全然違うな」って刺激を受けましたね。「女子だって遠慮せずに勉強してもいいんだな」って思うようになりました。
私は、勉強は楽しむものだと思っているので、自分が楽しいと感じることや興味のある分野を学んでいくのが一番大事だと考えています。もし勉強が苦しくなったら、それは勉強の本来のあり方ではないんじゃないかなと思っています。いろいろな分野を学ぶことで新しい興味がどんどん生まれてくるので、「自分なりの勉強の楽しみ方を見つけて、がんばろう!」って伝えたいです。