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「まわりの東大生から刺激を受け、夢は機械工学と語学を活かせるパイロットになりたい」―2021新入生インタビュー 理科一類

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2021新入生杉山さん

PROFILE

  • 氏名:   杉山月渚さん
  • 出身校:  滝高等学校(愛知県)
  • 入学:   2021年 理科一類

――杉山さんは、将来、どのような職業をめざしているのですか?

将来の夢はまだいろいろと悩んでいるのですが、思い描いている夢の1つとして、パイロットがあります。

――パイロットになりたいということは、東大では航空宇宙学科を志望しているのでしょうか。

実は、パイロットになるにはどの学科に進学すればよいか、私もよくわかっていないんです。調べてみたら、パイロットになるには学部は問わないと書かれていて、「あれ?」って思ってしまいました。でも、航空宇宙学科は東大でも人気があるみたいなので、面白そうだなと思っています。

――パイロットをめざし始めたのはいつからですか?

本当に最近です。機械工学と語学が好きで、それをどちらも活かせる仕事がしたいと思っていたんです。ITコンサルタントを考えていたこともありましたが、高3の秋に、友達がパイロットになりたいと言っているのを聞いて、そこから「パイロットってどんな資格が要るんだろう?」とか調べていったら、私もめざしたいと思うようになりました。

――語学にも興味があるということでしたが、どんな言語を学びたいですか?

今、第二外国語として履修しているのがドイツ語で、まず始めにドイツ語を話せるようになりたいなと思っています。ドイツ語のほかには、フランス語も履修しているので、余裕があれば、どんどん違う言語も話せるようになれたらいいなと思います。いろいろな言語を話しているところを想像すると、ワクワクしますね。

――入学して、まわりの東大生はどんな印象ですか?

授業が始まって、「数理科学基礎」という科目で課題が出ました。友達と3人でこの科目の同じ課題を解いていたのですが、私は全然わからなかったんです。でも、一緒に解いていた2人が課題を簡単にこなしているのを見て、「これが東大生か!」と思いました。私も頑張らないといけないなって、とてもよい刺激を受けています。

――最後に、高校生へのメッセージをお願いします。

私は、高校時代はバスケ部に入っていて、家に帰り着くのは夜7時くらいでした。高校1、2年のときは「高校から東大をめざすなんて無理なんじゃないか」と思ったこともあったのですが、たとえ毎日じゃなくてもやりたいときに勉強して、夢を変えずにめざし続けたことが合格につながったと思っています。勉強は無理矢理するのではなく続けることが大切だと思うので、高校生のみなさんも勉強だけではなく、いろんなことにチャレンジしてほしいと思います。

――部活と勉強は両立できるということですね。ありがとうございました。

 

取材/2021年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム