高校生・受験生が東大を
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――文科二類を選んだ理由を教えてください。

将来の明確な目標は特になかったのですが、経済学に興味をもったことがきっかけで文2を選びました。高2のときに文理適性検査というものを受けたのですが、そこで文系にも理系にも当てはまらない領域に経済学があって、その欄に自分がすっぽり入っていたんです。科目の得意・不得意による向き不向を判断できるのかよくわかりませんが、経済や社会の動きを、学問として分析していく経済学がおもしろそうだなと思いました。

――入学して実際に東大生に会ってみて、印象はいかがでしたか？

いわゆる「イカ東」みたいな、「メガネかけて、ネルシャツ着て、ずっと勉強している」といった印象の人が意外と少ないなと思いました。「イカ東」っていうのは「いかにも東大生」の略なんですけど、みんなふつうに明るくて、よく話す人が多いんです。逆に、一見遊んでいるように見える人でも、会話の端々に知的な要素が入っていたりして、そのギャップがすごくおもしろいです（笑）。

――ちなみにクラスの仲はいかがですか？

上クラ（上の学年のクラス）の人が企画してくれたオリエンテーションで一度、対面でみんなと会って、少し話をしました。ぼくはクラスの中で「パ長」（コンパ長）と呼ばれる、仲良くなる企画を担当する係をやっているのですが、昨日の夜もZoomでのクラスのオンラインお話会を企画して、3時間くらい話をしました。

――大学で入ってみたいサークルはありますか？

サークルは迷っているのですが、バブルサッカーのサークルにはとりあえず入ろうと思っています。プレイヤーが、大きな風船のようなバブルボールを身につけて行うサッカーで、競技というよりも遊びの色合いが強いものなのですが、とにかく体を動かしたいなって思っています。昨日は友だちに誘われて、対面での体験イベントに参加しました。

――最後に、高校生や受験生へメッセージをお願いします。

東大には将来の夢をちゃんともっている人がたくさんいて、そうした人たちとのつながりが広がっていくのは楽しいです。そこで得た人脈は、将来にもきっと役立つと思います。僕は浪人しているのですが、その1年で得たものも大きいので、東大で学びたいなら浪人するのも選択肢としてありだと思います。でも、現役で東大をめざすなら、高1、高2のうちからしっかり勉強することをおすすめします（笑）！

――ありがとうございました。充実した大学生活を過ごしてくださいね！

インタビュー・企画・構成／「キミの東大」編集チーム

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