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「広島での平和活動が難民・移民問題への関心を深めた。将来はNGOや国際機関で働きたい」―2021新入生インタビュー 文科一類

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2021新入生廣田さん

PROFILE

  • 氏名:   廣田彩咲さん
  • 出身校:  ノートルダム清心高等学校(広島県)
  • 入学:   2021年 文科一類

――東大の文科一類を目指したのはどういう理由からですか?

将来、難民や移民に関する問題に携わるNGOや国際機関で働きたいという目標があって、後期課程では教養学部の国際関係コースで学びたいと思っていたんです。そのことをオープンキャンパスに参加したときに、先輩に話したら、文科一類が合うのではないかと言っていただいて、文1を受験しました。

――難民や移民の問題に携わりたいと思うようになったのはなぜですか?

広島出身で、平和活動を継続してやってきたことが大きいと思います。小学校の頃に『ダイヤモンドより平和が欲しい』という本を読んで、紛争地域の復興や、そこで育った子どもたちのサポートに携わりたいと思うようになりました。それがきっかけで、中学・高校では色々なNGOのセミナーや、県が主催している平和関係のプログラムなどに参加して、将来の目標が決まっていった感じです。

――とても明確な目標があって東大を志望された廣田さんですが、広島から東大を目指すことには苦労もあったのではないでしょうか?

やはり、情報がすごく少なかったり、塾にも通いにくかったりするなど、大変なことはいろいろとありました。ですが、「東大を受験したい」と言ったらみんなが応援してくれたので、周りの人の協力は得られたかなと思います。

――これから東大でどのように学んでいきたいですか?

国際関係や平和に興味があるので、国際関係論や平和構築論を積極的に学んでいきたいと思っていて、総合科目ではその系統の科目をたくさん取っています。それから、やはり語学はしっかりやりたいですね。特に第2外国語のフランス語は、「インテンシブ」の授業も履修して、できるだけレベルを上げていくようにしたいなという思いがあります。とにかく、取りたい授業がたくさんあって困っています(笑)。

――授業だけで盛りだくさんになりそうですが、それ以外に挑戦してみたいことはありますか?

小学校のころからずっとダンスを習ってきたので、ジャズダンスサークルに入ろうと思っています。実はジャズダンスサークルがある大学ってあまりないので、このサークルがあることも東大に進学した大きな理由の1つですね。

――勉強だけでなく、課外活動も充実した学生生活になりそうですね。

はい。私はいろいろな課外活動に参加する中で、進路を見極めて、それで勉強に対するモチベーションも上がっていったという感じだったので、勉強一筋でやっていくのはもったいないと思います。これから東大を目指す高校生の皆さんも、勉強に対するモチベーションを上げるためにも課外活動をすることをおすすめします!

――素敵なエール、ありがとうございました!

 

取材/2021年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム