一般選抜合格者の声 ― 新入生インタビュー 2025
一般選抜合格者の声
2025.07.31
2018.08.09
#理科三類
#理科三類
#新入生
#新入生
#学生インタビュー
#学生インタビュー

PROFILE
私は東京大学を卒業後、裁判官として働いていましたが退職し、2年前に理科三類を受験することを決めました。
法律の世界で仕事をしていると、事故や事件の被害者の方とお話をすることがあるのですが、法律の世界で仕事をしているだけでは、その場だけで事件が終わってしまうということになってしまいます。例えば、加害者の人の罪を判断する、賠償金の額を決めるといったことを法律に基づいて行うわけです。でも実際には、当事者の人生は裁判の後も長く続きます。その後の精神的な問題や後遺障害の問題などに、直接に向き合いたいと思っていました。一人一人に向き合うためには、医学の知識が必要なのではないかと思い、キャリアチェンジを考えました。
私としては実際に医学の知識があっても、法律の世界にいては裁判が終わったら仕事が終わりになってしまうので、その後のことに医師として携わっていきたいなと思っています。
現段階でどんな選択をするかは明確に決まっていないのですが、例えば、事故後のPTSDのように、まだ取り組んでおられる現場の方が少ない分野で臨床をやりつつ、研究もするということを考えています。自らの経験を視点として活かし、できるだけ新しい領域で臨床に携わりたいです。
前回は文科一類でしたので、必修科目はかなり異なります。今回は数学や物理にしっかり取り組みたいと思います。
東大はいろいろな物の見方を重視してくれる大学だと思います。それは、入学試験で自分の考えを書くことが多いことからもよくわかります。だからこそ、これまで別の分野で経験を積んできたことを受け入れてもらえる場所だと感じています。社会人の方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に頑張っていきたいです。