「研究医になりたくて理3を選択。海外経験を通じて日本に貢献できる研究をしたい」―【理科三類】新入生インタビュー 2018

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PROFILE

  • 氏名:   江木隼太さん
  • 出身校:  早稲田高等学校(東京都)
  • 入学:   2018年 理科三類

――理科三類を選んだのはなぜですか?

高2くらいから、漠然と研究医になりたいという目標があって、理科三類を志望しました。直前までは揺らぐこともありましたが、今は研究医になりたいと思っています。

――医学に興味をもつようになったきっかけを教えてください。

小さい頃から科学館に行くのが好きで、科学的に探求するのが楽しかったことが最初のきっかけだと思います。臨床にも大きなやりがいはあるだろうし、これから6年間学びながら、自分にどんな適正があるのかを見極めていきたいと考えています。

――大学に入ってサークルや部活に入る予定はありますか?

中高で5年ほど水泳をやっていたので、大学でも鉄門サークルに入りたいと考えています。新歓の時期なのでいろいろ見てから決めたいと思います。

――入学式で祝辞のなかで、何か印象に残ったことはありますか?

ロバート・キャンベル氏の「他人の領域にどこまで踏み込んでいけるか」という言葉ですね。今ここで自分の言葉にかみ砕くのは難しいですが、「いかに他人の気持ちになりきることができるか」というのは自分も普段から考えていたことなので、興味深く聞きました。

――尊敬する方がいましたら教えてください。

北里柴三郎先生を尊敬しています。国内で研究環境が十分に整っていない時代に海外へ渡り、大きな成果を上げたところが、研究者としての偉大さを感じます。帰国後は、日本の研究基盤づくりに尽力され、日本の医学界のみならず科学界に大きく貢献をされた方だと思います。僕もこれから海外で経験を積み、日本のためになるようなことができればと考えています。

――ありがとうございました。これからの学びが、社会で輝く力になりますように!

 

インタビュー/東京大学高大接続研究開発センター教授 濱中淳子
構成/大島七々三
企画/「キミの東大」編集チーム