「医師をめざして理3を志望。大学で楽しみなのは前期課程で知的な刺激を受けること」―【理科三類】新入生インタビュー 2020

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2020新入生岩多さん

PROFILE

  • 氏名:   岩多翔大さん
  • 出身校:  金沢大学附属高等学校(石川県)
  • 入学:   2020年 理科三類

――東大を志望した理由を教えてください。

中学1年の頃、担任の先生から「東大をめざしたらいいんじゃないか」と言われたことで意識するようになりました。小学生の頃から医師になりたいと思っていましたが、初めは東大の理科三類は難しいんじゃないかと感じていました。それでも、めざすうちに気持ちが固まっていきました。

――なぜ医師になりたいと思うようになったのですか?

これといった明確なきっかけはありませんが、子どもの頃から医者という仕事にあこがれていて、小学校の職業調べを通して、気づいたら自然と医者をめざしていました。

――東大で楽しみにしていることはありますか?

3年からの専門教育よりも1~2年の前期課程で学ぶのが楽しみです。日本を代表する先生方の講義を聴いたり、日本中から集まっている優秀な学生と交流をして知的な刺激を受けるのが待ち遠しいです。医学部とは違った知に触れる機会に魅力を感じていて、文系の勉強や哲学系など、どんなことが聞けるんだろうとワクワクしています。

――石川県のご出身ですが、東京生活はいかがですか?

石川県と富山県の人だけが入れる寮があって、今はそこに住んでいます。その寮には自分の通っていた高校の先輩方もいるので、先輩方のお話からいろいろな情報を聞けるところが、一人暮らしよりもいいなと思っています。

――将来はどのような道を考えていますか?

研究を中心にされる方が多いかもしれませんが、自分は臨床にしっかり取り組みたいと考えています。研究も必要だとは思いますが、まずは臨床を大切にしていきたいです。

――東大をめざす高校生にメッセージをお願いします。

最後は積み重ねてきた努力が結果につながるものだと思います。不安になったときに「これだけ努力したんだから」って、自分で思えることが大事なので、納得のいくまで、これでもかっていうほど努力してほしいです。

――ありがとうございました。これからも努力を力に変えて、夢に向かって進んでください!

 

インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム