「検事をめざして文1へ。自分が正しいと思うことに正直でいられる大人になりたい」―【文科一類】新入生インタビュー 2020

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2020新入生片山さん

PROFILE

  • 氏名:   片山寛斗さん
  • 出身校:  筑波大学附属高等学校(東京都)
  • 入学:   2020年 文科一類

――東大を志望したきっかけを教えてください。

出身校は中高一貫校ですが、僕は高校入試を受けて高校から入学しました。そのうえで、高校生活の目標のひとつとして東大受験をめざすことに決めました。まわりにも東大を志望している人が多かったので、東大受験に対して気負うことはなかったです。

――文科一類に決めたのはなぜですか?

東大受験を目標に決めたとき、同時に将来は検事をめざしたいという思いをもつようになったので、文1を選びました。

――検事になりたいと思ったきっかけを教えてください。

ざっくりとしたイメージですけど、「正義の要」として、自分が正しいと思うことにまっすぐ向き合って仕事ができるのではないかと考え、弁護士ではなく検事をめざそうと思うようになりました。

――検事の仕事については、以前から知っていたのでしょうか?

もとから知っていたわけではありませんが、高校に入ってからいろいろ調べるうちに、検事という仕事に魅力を感じるようになりました。弁護士のほうが収入面では有利だと言われることもありますが、経済的なことより「自分に正直な仕事ができたらいいな」と思い、検事を志望しました。

――高校時代に打ち込んだことはありますか?

高3の春までテニス部に所属していて、週3くらいで活動していました。大学でも継続してテニスをやりたいので、今はサークルに入ることを考えています。

――受験勉強を進めるうえで苦労したことはありますか?

僕は浪人をしたので勉強には苦労しましたが、ストレスに感じたり、投げやりになったりしたことはありませんでした。自分に無理のないペースで勉強に取り組めていたと思います。

――大学で挑戦したいことはありますか?

将来的に司法試験を受けなければいけないので、法学については早い段階から勉強したいと思っていますが、サークルやアルバイトもして、社会経験を積んでいきたいです。ただ勉強だけをして「社会的にどうなの?」という人間になるよりは、いろんなことにチャレンジしようと思います。

――将来、どのように成長していきたいとお考えですか?

お金を稼ぐことに執着せず、目先の利益よりも自分が正しいと思うことにいつまでも正直でいられる大人でいたいと思っています。世間一般の正義がどうこうというより、「自分がいろんなことを見定める」、「身のまわりや社会で起きていることをしっかり見る」、そのうえで自分の信念に誠実でいられる人でありたいと考えています。

――最後に東大のどういうところが魅力だと思いますか?

前期課程があることに魅力を感じます。僕のように最初から将来進む道を決めている人にとっては、前期課程の魅力は実感しにくいところもあると思いますが、心に決めた道が本当に自分に合っているのか、自分のやりたいと一致しているのか、それを2年間かけて勉強しながら見極められるのがひとつの魅力だと思います。

――ありがとうございました。検事の夢に向かってがんばってください!

 

インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム