「第98回五月祭」レポート2025!―2日目
駒場祭・五月祭
2025.06.30
2019.12.13
第70回駒場祭の様子をレポート
駒場祭は、毎年秋に駒場キャンパスで開催される東京大学の学園祭です。2019年は11月22日から24日にかけて行われ、ほぼ20年ぶりとなる雨に見舞われましたが、銀杏並木が黄色く染まる駒場キャンパスには学内外から数多くの人が集まりました。学生ライターが撮影した写真を通して、令和初めてとなる駒場祭の様子と東大の魅力を存分にお楽しみください!
令和初となる駒場祭の一週間前、槌音広場ではクラスごとの模擬店に向けて学生たちが看板づくりに励み、準備を進めていました。前日には、駒場祭実行委員がキャンパス内に案内板を設置し、来場者を迎える準備を整えます。学生たちの手で作り上げられた「七変華」の祭は、いよいよ開幕を待つばかりです。


朝、駅構内ではすでに待ち合わせをする人々であふれ、キャンパスに着く前から熱気に包まれていました。あいにくの雨模様にもかかわらず、駅の階段を降りると、合羽姿の実行委員が次々と訪れる来場者を丁寧に誘導し、祭の始まりを支えていました。


まず、目に飛び込んでくるのは、駒場キャンパスの入り口に堂々とそびえる1号館。その姿は、まるで駒場祭を見下ろしながら見守っているかのようです。 駒場祭の期間中は、一般公開されている場所から下の様子を見下ろすことができます。普段のキャンパスとは少し違う、特別な雰囲気が広がっていました。

雨に濡れる駒場の銀杏並木には、傘を差した人々が行き交い、歩道は賑わいを見せていました。あいにくの天気にもかかわらず、銀杏並木そのものが祭の舞台を彩っていました。また、グッズ売り場は次々と訪れる来場者であふれ、活気に満ちていました。



1号館2階153教室では「EMPOWER Project」の企画が行われていました。モデルの桐山マキさん監修のもと、使用済みの着物をスカーフとしてリクリエイトした「着物のスカーフ」が販売され、伝統と新しい感性が融合したアイテムとして、来場者の注目を集めていました。首元だけでなく手首に巻いても愛らしいアクセントに!さらに、「EMPOWER Project」のシンボルマークであるマゼンタの星をあしらった手作り缶バッジも販売していました。

教養学部教養学科地域文化研究分科によるカフェ企画では、ロシア科から、伝統的な焼き菓子「пряник(プリャーニク)」が販売され、来場者に異国の味わいを届けました。ロシア科のほか、北米科、ラテンアメリカ科、フランス科、イギリス科の5地域が出店し、それぞれの文化を反映したメニューを提供。多彩な地域文化が一堂に会する場となり、訪れた人々は国際色豊かな雰囲気を楽しんでいました。地域文化研究分科に所属する学生たちの笑顔で並ぶ集合写真は、企画の温かい雰囲気を伝えていますね。


あたりが暗くなり始めても、目抜き通りのイチョウ並木はには人の往来が続いていました。雨に包まれたいちょうステージでは、降りしきる雨が暗さを増す一方で、照明に照らされた舞台がまるで発光しているかのように幻想的な光景を生み出していました。その輝きに引き寄せられるように観客が集まり、雨と光が織りなす独特の雰囲気の中で、最後まで人々を魅了し続けていました。


駒場祭の会場では、実行委員の方々がごみの分別作業にあたっていました。雨が降り、気温はわずか5度という厳しい環境の中、何時間も作業を続ける姿は祭を支える縁の下の力持ちそのものです。華やかなステージや賑わう模擬店の陰で、彼らの地道な活動があるからこそ、駒場祭は円滑に運営され、訪れる人々が安心して楽しむことができます。
