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「高校時代の留学経験などから国際関係に関心を。途上国政治を学び、将来はアフリカの支援をしたい」――2019推薦生インタビュー 法学部

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2019推薦生齊藤さん

PROFILE

  • 氏名:   齊藤 花ジェニファーイフォナイアさん
  • 出身校:  常総学院高等学校(茨城県)
  • 入学:   2019年 文科一類(法学部進学予定)

――推薦入試を受験したきっかけを教えてください。
学校の先生に勧められたのがきっかけでした。高校時代に留学をしたり、サマースクールとか、自分の興味ある分野の活動を自主的にいろいろしていたので、「もしかしたら君だったら行けるかもしれないよ」っていうふうに先生から声を掛けてもらいました。

――いろいろな活動のうち、齊藤さんの将来に影響をもたらした活動は何でしたか。
一番大きかったのは高校2年生のときに、イギリスに2週間の短期留学をしたことです。それは現地のインターナショナルスクールで語学を中心に学ぼう、みたいな留学だったんですけど。留学先がインターナショナルスクールだったこともあって、本当にいろんな国の人がいて、そこにいる人たちの話を聞いていく中で、将来、国際関係に携わっていくことにすごい興味が出てきたんです。

――もともと国際関係には関心があったのでしょうか。
父がナイジェリアの人で、私もナイジェリアに滞在していたことがあったんです。そういう経験もあって、ナイジェリアのために何かできないかなというのをずっと思っていて。イギリス留学に行ったことがきっかけで、実際に自分が動いて何かしてみようかなと思うようになりました。

――他にもサマースクールに参加されたそうですね?
私が参加したのは、10日間仙台に行って、そこでアメリカの大学生たちと交流して、それを通じてアメリカの大学がどのようなものか、聞いたり体験するっていう企画でした。

――そのサマースクールは学校を通じて応募したのでしょうか。
いえ、個人で見つけて参加しました。

――そんなふうに積極的に活動する齊藤さんを見て、先生が声をかけられたのですね。
たぶんそうだと思います。

――大学ではどんな学びをして、将来どんなことをしたいと思っていますか。
大学では、途上国政治について学びたいと思っています。例えば途上国で政治の腐敗や汚職がある中で、どういうふうに民主化をさらに進めていけるのかということをテーマに勉強したいと思っています。それ以外にも、例えばアフリカ大陸とか、他の途上国もそうですけれども、いろんな文化があると思うので、語学に限らず、宗教などについても、幅広く学んでいきたいと思っています。そういう点では東大の幅の広さはすごいので。

――推薦入試では志願理由書を提出しますが、それをまとめる作業はいかがでしたか。
志願理由書を書くにあたって、自分が小さい頃にナイジェリアにいたこととか、あとはイギリス留学のこととか、自分がこの人生でどういう過程をへて、どういう興味を持って……ということを振り返りました。また学校の先生方とも何回も何回も話し合って、追求していくなかで、すごく考えが深くなったように思います。自分の経歴を辿ることで、自分自身と向き合うことができ、やりたいことも明瞭になりました。

――いろんな方に見てもらったのですね。
そうですね、両親とも話しましたし、特に世界史の先生とはよく話しました。

――そうした方々からはたとえばどんなフィードバックをもらったのでしょうか。
まずは自分が書きたいことについて参考になる資料を探して、調べて、それをもとにとりあえず書いてみて、先生方に見てもらいました。先生方からは「ここはこういう部分が足りないよ」とか、「もう少し自分の具体的な経験を入れたほうがいいよ」っていうふうにフィードバックをもらって、また振り返って……ということを繰り返しました。

―― 一般入試とはまったく違うプロセスですが、一般入試も考えていたのでしょうか。
はい、でも東大ではなく、別の大学を考えていました。東大の推薦を目指す前はその大学が第一志望だったので、社会の2科目とかは勉強していなかったんです。

――学校の先生から勧められるまでは、東大に推薦があることは知りませんでしたか?
はい、知らなかったです。先輩にも受験した人はいませんでしたし。そんな環境の中で、東大の推薦を勧めてくれた先生には本当に感謝しています。

――実際に入学してみて、東大はいかがですか?
東大生ってどちらかというとマニュアルに沿ったというか、言われたことをやってるみたいなイメージを勝手に持っていたんです。でもカリキュラムを通じて英語や日本語で他の東大生とディスカッションする機会が何回かあって、それで話してみるとみんなすごい深い考えを持っています。しかも独創的で、自分じゃ考えつかないなっていう意見を言う人がとても多くて、そこにすごく感動したというか……この人たちとずっと勉強していけるのかと思うと、とてもうれしかったですね。

――そうしたディスカッションで、たとえばどんな刺激がありましたか。
まだ授業を受けた数はそんなに多くないですが、理系の人とも話す機会があるんです。中にはアフリカに興味がある人とかもいて、そういう学生と話していると、自分とはまったく違った見方をしているんですよね。私はずっと政治的な局面からアフリカをどう解決するかということを考えていたんですけれども、それとは違って医療とか衛生面から考えている人もいて、そういう見方もあるのかと思ったりすることがありました。

――駒場でアフリカをテーマにした授業を受けていますか。
「現代国際社会論」という授業を取っていて、それはアフリカの歴史から現状までをずっとやってくれる授業になっているんです。入学前には知りませんでしたが、自分の研究テーマにぴったりの授業です。

――では最後に大学生活の中でやっておきたいことを教えてください。
海外体験プログラムなども見つけてみようと思います。あとはそうですね、何かアルバイトをしてみたいです。今までしたことがないので。

――ぜひ学生生活の中で、いろんなことにチャレンジしてください。

取材/2019年5月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム