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「志望を変更し推薦で東大医学部。充実した設備の研究室で心臓の研究に取り組みたい」――2019推薦生インタビュー(6) 医学部

2019.10.15

推薦生2019

#推薦入試 #推薦入試 #医学部の人 #医学部の人

2019推薦生坂井さん

PROFILE

坂井雄祐さん(医学部進学予定)

出身地 岐阜県
高校  岐阜高校

―医学部の推薦入試は、基礎医学の研究に関心がある学生を対象としています。いつ頃から研究医になることを考えましたか。

もともと医学部志望ではあったのですが、高校時代に生物部で研究をするうちに、基礎医学に興味が出てきました。

―基礎医学の中でどういった分野に興味がありますか。

大学では心臓に関する研究室に入りたいと思っています。それは高校の研究とは関係なくて、個人的な興味からです。心臓は構造が複雑だし、神経系などが複雑に絡み合って1つの臓器ができていることに興味があり、研究してみたいと。

―複雑な臓器は他にもあるかと思いますが、なぜ心臓を?

なぜでしょう、心臓がいいんですよね。たぶん生物の授業で心臓を習ったときに一番感動したからだと思います。

―推薦入試を受験しようと考えはじめたのはいつ頃ですか。

高校3年生の5月頃、Intel ISEFという大会に出て優秀賞をもらいました。その大会から帰ってきたときに先生から推薦を勧められたのがきっかけです。それまでは地元の国公立大に行こうかなと思っていたので、東大の医学部は頭にありませんでした。学力的にも到底及ばないですし、まさか僕に勧められるとは、思ってもみませんでした。

―ご両親には相談しましたか。

相談する前に「受けます」と言ったので、後付けで両親を説得した形です。両親は他の大学の推薦も考えていたみたいですが、推薦の権利は一人1つの大学までしかもらえないので、それが東大でいいのかという迷いがあったようです。東大医学部に対しては憧れもあったんです。でも無理だろうと諦めていたところに推薦の話があったので、チャレンジしようと。

―推薦を受けるにあたって書類作成などの準備もありますが、一般入試の準備もしていたのですか。

はい。センター試験では思ったより点が取れず、地元の大学を狙うことにしました。東大の推薦も合格ラインぎりぎりでした。

―推薦のために書類を書く作業はいかがでしたか。

1年生の頃から出場した研究発表の大会などを書き出したら、ものすごく数があったので、自分の3年間は充実していたんだなと気づきました。その振り返りの機会がなかったら気づかなかったです。また、そういう1年生からの積み重ねが東大に評価されたという感動もあります。

―東大に入ってみていかがですか。

授業はまだ教養科目なのでなんとも言えないですけど、研究室に行った感想としては、全然設備が違うなと感じました。実際にいろいろな作業をさせてもらって、やっぱり医学研究は面白いと感じられました。まだちょっとしかやっていないのに楽しいので、これからが楽しみです。

―特に「東大でよかった」と思うことがありましたら、教えてください。

やっぱり研究設備がしっかりしていて、やりたいことができる環境が整っていることです。顕微鏡がたくさんあるし、研究室の数がとても多いです。東大の医学部は、基礎医学と臨床医学のそれぞれにたくさん研究室があるじゃないですか。東大は専攻できる分野が広くて、いろんなところを見学できるなと思います。

―心臓をメインにしながらも、いろいろ見学したいと思っているのですね。

3年生になって基礎医学の授業を受けたら、心臓以外にも興味が湧くかもしれない。例えば内科の研究もあったり外科の研究もあったり、心臓の発生について研究しているところもあったりと、いろんな方面の研究室があるので、いろいろと見て自分に合うところを見つけたいと思います。

―医学部の先輩を含めて、推薦で入った人同士のネットワークはあるのでしょうか。

あります。推薦生とは、いつでも連絡を取り合える環境です。医学部の先輩には「研究室の見学はいつごろからやり始めましたか」とか「どうやって連絡を取れば研究室を見学できますか?」といった質問をちょくちょくしています。

―では最後に、後輩に向けて一言メッセージをお願いします。

一般入試で理科三類に入った人は、1年生のうちから研究室に入ることはないと思います。推薦で入れば、連絡すれば権利として研究室に行っていろいろな作業をやらせてもらえる。1年の頃から研究ができるのは魅力的だと思います。研究に興味がある人はぜひ推薦入試を受けてほしいです。

―ありがとうございました。

2019.10.15
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム