「第76回駒場祭」レポート2025!―2日目
駒場祭・五月祭
2025.12.22
2025.12.22

第76回駒場祭3日目の様子を学生目線でレポート!
2025年11月22日(土)~24日(月)に第76回駒場祭が開催されました。3連休ということもあり、今年も大変な盛り上がりとなりました!東大生が創った非日常のひとときを、みなさまそれぞれ楽しまれたと思います。たくさんの人たちで賑わうキャンパスの様子を学生サポーターのみなさんにレポートしてもらいましょう。
今回は、駒場祭3日目の様子を、学生サポーターのえいさくさん、睡蓮さんお2人の目線からそれぞれお届けいたします!


まず目に飛び込んでくるのは、銀杏並木を埋め尽くす人、人、人。いつもはどういうわけか閑散としている駒場キャンパスですが、この日だけは特別なご様子。みんな大好き竹下通りか?と一瞬錯覚するほどです。ただ、なんとよく見ると模擬店の呼び込みに必死な東大生たちの姿が。普段は教室で静かにうつむいてノートを取っているはずなのに、この3日間だけは声量が10倍くらいになるのも駒場祭の魔法なのでしょうか。どうやら東大生には私たちの知らないたくさんの顔があるようです。並木沿いには、ホットドッグ、焼き菓子、スープ系など多彩な飲食ブースが立ち並びます。
その中でも、ひときわ目立っていたのが「とんとん豚汁日和」。手書きの大きな看板とピンクの豚さんがなんとも平和的で、思わず吸い寄せられてしまいました。お店を運営する学生たちは、来場者に元気にメニューを紹介!豚汁は具だくさんで温かく、肌寒い11月の午後にぴったりでした(猫舌系男子の自分にはやや熱いですが)。キャンパスの端っこに座って、ふーふーしながらこっそりおいしくいただきました。


続いて訪れたのは、「平井珈琲」。テントの前では学生たちが真剣な表情でハンドドリップコーヒーを淹れています。蒸気がふわっと立ち上がり、香りもふわふわ。公共政策大学院の院生の方が中心に運営しているそうです。ちなみにこの写真は「写真を撮りたいのですが…」と声をかけたところ、みなさんばっちり配置についていただいて撮った渾身の一枚。ありがたいことです。ばっちりキャッシュレス対応なのも胸キュンポイント。言い忘れていましたが、コーヒーすごくおいしかったです。

さてさて、キャンパスの奥へ進むと人だかりが。大きなステージでディアボロ(中国の伝統玩具、空竹を起源とする)のパフォーマンスが行われていました。ジャグリングサークルの学生が技を繰り出すたび、観客から「おお〜」というどよめきが起こります。ディアボロが空高く跳ね上がり、それを的確にキャッチする姿は、見ている側もはらはらどきどき。まさにこれぞエンタメです。

そして最後に紹介したいのが、陰ながら祭りを支えていた“ごみステーション”。来場者の多い駒場祭では、分別がスムーズに進むかどうかが運営の生命線。ごみステーションでは来場者に優しく案内し、プラスチック、瓶・缶、可燃ごみなどを丁寧に分けていました。これこそ駒場祭の真の主役と言えるでしょう。意識高い東大生を象徴するか如く、ゴミ回収もテキパキと厳密に行われていました。やはり時代はサステナビリティ。

銀杏並木の下、にぎわいと温かい空気に包まれた駒場祭。豚汁をよそい、コーヒーを淹れ、ディアボロを投げ、そして丁寧にごみを分別する姿まで、そんな東大生は、どれも等しくかっこいいです!

