【開催レポート!】2025年度 第2回 学校推薦型選抜オンライン説明会―現役推薦生と交流しよう!
学校推薦型選抜
2025.12.18
2025.07.31
【開催レポート!】2025年度 第1回 学校推薦型選抜オンライン説明会
今年度、第1回目の開催となる6月28日の説明会は、後日の映像視聴も含めると520名のエントリーがありました。当日、彼らを温かく迎え入れたのは54名の現役推薦生です。推薦生の深い探究心や充実した学生生活が伝わる模様をダイジェストでレポートします!
TABLE OF CONTENTS
・ 学びたいこと・取り組みたいことへの熱い思い 推薦生の体験談
・ 推薦生や受験を検討する中高生との対話から受ける刺激の数々
今回の司会進行は、推薦生の日浦萌々音さん(農学部3年)と福田有佳さん(文科一類1年、法学部進学予定)が務めました。推薦生3名による体験談を紹介しますので、ぜひご参考になさってください。

まずは、幼少期に見たドキュメンタリーをきっかけに貧困解決に興味をもち、具体的な解決のためのアプローチとして企業案を立てた松本さんです。自らのコミュニケーション能力やリーダーシップを発揮して活動した経験を本選抜への挑戦につなげていったそうです。


そこで、松本さんは初期投資が少なく、健康課題の克服にも向いている「甘酒」をもとにした起業案を立てることにしたそうです。その案をもとに、大学で自分が学びたいことがどのようなことなのか明確になったそうです。




次は、昨年司法試験に合格され、将来は企業法務を専門とする弁護士をめざされている金子さんです。高校2〜3年の新型コロナウイルス禍での自宅学習の中でさまざまな人文書を読み、社会科学にのめり込んだそうです。


大学では、多くの学びの出会いを大切にされているそうです。1本のメールや雑誌に組まれていた特集などの、ふとしたきっかけから新しい出会いがあり、いろいろなことを勉強できているそうです。


今後はベルギーに半年間留学し、産業組織と法の関わりについて学ぶ予定で、競争法への関心がさまざまなことにつながっていることを実感しているそうです。


最後は、6歳のときに出会った建築家とのお話をきっかけに、建築に興味をもった工藤リサさんです。好きだったものづくりのうち、最も人々に幸福をもたらすのが住宅ではないかと考え、建築家をめざされたそうです。


大学では推薦生に用意されている制度を活用したり、東大が提供するさまざまなプログラムに参加したりしながら自らの知見を深め、自分が捉えていた世界の狭さを知ったということです。


入学後は、それまでの興味がさまざまに移り変わり、新たな関心が生まれている日々を過ごされているそうです。出願時に考えていたテーマにそのまま取り組む必要はなく、やりたいことが次々と移り変わることがむしろ普通ではないかと感じられるそうです。


次は、テーマ別交流の時間です。学部の推薦生と中高生が研究テーマごとに分かれ、推薦生の体験や東大での生活について質問したり、まわりの中高生の興味や関心を知ったりすることができます。ここではテーマ別交流での会話の一部をご紹介します。
高校生A「今、高校1年生なのですが、何を特に頑張っていくべきでしょうか?」


高校生B「自分の興味を社会問題の解決に結びつけるのが難しいと思っています。その点で参考にしていたことはありましたか?」


中高生にとって、東大生活を思いきり楽しむ現役推薦生との交流は、今後の進路を考えるきっかけとして有意義な時間となったに違いありません。今後のオンライン説明会の開催日程や学校推薦型選抜についての各種情報は下記参考リンクからご確認ください。
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