「受験は人生をより良くするために乗り越えるべき壁!インタークラスで語学力を伸ばしたい」―2025一般生インタビュー 理科二類

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陸語皓さん

PROFILE

  • 氏名:  陸語皓さん
  • 出身校: 開成高等学校(東京都)
  • 入学:  2025年 理科二類

――まず、東大を志望したきっかけを教えてください。

ひとつは、同じ高校に東大をめざしている仲間が多かったのと、もうひとつは、小学4年から卓球を始め、大学に入っても続けたいと思ったので、伝統がある東京大学運動会卓球部に入りたくて志望しました。

――受験で苦労したことや工夫したことはありますか?

模試での成績は全部最低の判定が出るくらいダメだったんですけど、二次試験まで中国語で受験できる大学が、東大と京大と北海道大、広島大の4校しかなかったので、中国語で東京大学を受けようと決めた後は、もう引くに引けなくなって必死に勉強を頑張りました。僕はあまり長い時間、勉強をするのが得意じゃなかったので、自らタスクを決めて、それをいかに短時間で終わらせられるかっていうゲーム感覚で取り組み、時間内に終わらせられたという達成感を得ることで、モチベーションの維持につなげていました。

――大学ではどんなことを学びたいと考えていますか?

前期課程で学びながら、やりたいことを見つけようと思っていたんですけど、先日、西林仁昭教授の「環境・エネルギー工学基礎Ⅰ」の授業を受けて、早速エネルギー系に興味をもちました。 これから、学びを深めていくのが楽しみです。あとは、フランス語、ドイツ語、中国語の既修クラスと理系中国語TLPの学生で構成されるインタークラスに入ったので、中国語を中心に、語学力を伸ばしたいと考えています。

――インタークラスに入って、印象はいかがですか?

みんな英語以外の言語を勉強しているだけあって、やはり、ほかのクラスに比べていろんな生い立ちの人が多いように感じます。その分さまざまな人や他国の文化に触れ合えるので入ってよかったなと思っています。また、既習中国語の授業で互いに助け合って高めあえるので、まだ入学して3ヶ月ですが、既に中国語力が飛躍的に向上したのを感じます。その点においても非常にいいクラスだなと思いました。

――卒業後の進路について、考えていることはありますか?

学部が決まってから考える予定ですが、 今のところは金融や証券会社などの方向で考えています。受験のときも、大学ごとに入試の傾向を見るなどしていて、データを見て分析することが好きだったので、数字と相性がいいのかなと思っています。

――最後に、この記事を読んでいる高校生や受験生に向けてメッセージをお願いします。

受験勉強はつらいことが多いと思うんですけど、それを「つらい」と捉えると前に進みにくくなると思うので、「自分のこれからの人生をより良くするために乗り越えるべき一つの壁なんだ!」と思うと楽しくなると思います。ひたすら勉強する前に、一度立ち止まって、自分のモチベーションにつながるような受け止め方ができると良いですね。

――前向きになれるお話をありがとうございました!大学生活を楽しんでください。

 

取材/2025年4月
インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム