一般生インタビュー2025(まとめ)
一般選抜合格者の声
2025.07.31
2025.07.31
#理科二類
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#新入生
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#学生インタビュー
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PROFILE
高1の頃は、まだ志望大学が決まっていなかったので、東大受験をひとつの目標として、それに向かって勉強してみようというくらいの気持ちだったのですが、高3になっても学びたい分野がはっきりしていなかったので、進学選択制度のある東大で学びながら考えたいと真剣に思い始めました。
高校では東大をめざしている仲間が一人もおらず、情報収集といった面では、先生方にたくさん相談しました。数学で成績が伸び悩んだ時期には、東大合格者を多く輩出している他校の先生を紹介していただいて、友達と一緒にその先生の元を訪ねたこともあります。また、高3の夏季勉強合宿では東大に進学した先輩も来てくださり、その後も月1回程度のペースで受験や学校生活について相談にのっていただいたことがモチベーションの維持につながりました。自分から積極的にまわりの人と関わることで、なんとか合格することができたんですけれども、まわりの人の支えがあったからこそ、頑張れたし、乗り越えられたんだと思っています。
受験直前期も東大をめざす他校の生徒や先生と情報交換をしながら、学校の垣根を越えたひとつのチームとして受験に取り組みました。合格発表は、学校でお世話になったお二人の先生と見たのですが、先生方が泣きながら祝福してくださったことが今でも印象に残っています。また、合格を記念して理事長先生に特別功労賞を発行していただいたり、垂れ幕を作っていただいたりして、小さな高校からの東大合格をたくさんの方に祝っていただきました。
幼少期から音楽に関わって育ってきましたし、高校ではジャズバンド部でトロンボーンを担当していたので、大学でもジャズ系や軽音のサークルで音楽を続けたいと考えています。音楽活動は学校の垣根を超えて、いろんな人と関わる機会も多いので、自分たちでジャズバンドを組んでフェスティバルに出るなど、音楽を通じてたくさんの人とつながりたいです。
今のところ、将来の夢はまだ明確に決まっていないのですが、自分のやりたいことを前期課程の2年間で見つけ、大学で学んだことから得たスキルや知識を活かして、少しでも誰かのためになるような職に就きたいと考えています。
個人的に一番大事だなと思ったのは、納得感をもって終わらせる意識を持つことです。各種模試や入試演習では、結果がうまくいかないことなんてたくさんあったんですけれども、最終的に自分の納得のいく結果で終われるように意識して頑張ってきました。成功した自分の姿がイメージできていれば、挫折や失敗も成功までの過程のひとつなんだと思えて、切り替えて前に前にと進むことができました。受験生のみなさんも、最終的に「この進路でよかったな」って納得ができる結果を受け入れられるように、今、このときを乗り越えてください。