一般生インタビュー2025(まとめ)
一般選抜合格者の声
2025.07.31
2025.07.31
#理科一類
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#新入生
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#学生インタビュー
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PROFILE
中3の頃、「スマホなどの画面が柔らかくて丸められたられたらいいな」って、ふと思いついてインターネットで調べたら、 東京大学の工学部の染谷隆夫教授の研究室を見つけました。そこから、ラップみたいに柔軟で伸縮性のあるフレキシブルな素材である有機ELに興味をもったことがきっかけで、その研究室で研究するためにも理科一類に入学したくて、そこからずっとその目標を掲げて勉強してきました。
まず、東大に入りたいっていうのが一番の目標としてあったので、東大をめざして受験することを考えると勉強が間に合わないような気がして、あまり近道じゃないなって感じたんです。僕は、高校から国立の附属高校に通っていたんですけど、高3になるタイミングで自主的に退学しました。その後は、塾に通っていましたが、同じように東大を志望している友達がまわりにいたので、モチベーションを下げることなく受験勉強に取り組むことができました。
まだ、専門的な分野を学んでいないので、あまりくわしくはわからないんですけど、理科一類の場合、初年次ゼミナール理科っていうクラス指定の必修科目があって、その中でも有機デバイスに通じるような化学のブレークスルーを学べる授業に興味があります。前期課程の間に、後期課程や大学院での専門分野につながるような学びを深めたいです。また、論文発表で必要になってくると思うので、英語の授業もしっかり受けたいです。
クラスメイトがみんな優秀でそれぞれ目標をもっている人が多くて、モチベーションが高い仲間たちに出会えたことがすごくうれしいです。大学生活を通して、人生の中で一緒に協力できるような仲間を探していきたいと思っています。
まずは、進学選択のときに希望している学部・学科に進学して、卒業後は大学院に進みたいです。その後は、電気系工学研究室で研究して研究者の道に進むか、有機ELを使ったデバイスなどを作っている企業に就職するのもいいなって考えています。将来的には、知識とスキルが身についた後にデバイスなどを作る会社を立ち上げたいです。
僕は、特殊な境遇から東大に合格することができましたが、やっぱり環境って大事だなと感じています。自分ひとりでやるのではなくて、塾で東大をめざしている仲間と出会ったことで、お互いに励まし合ったり、情報交換したりして、目標に向かってがんばることができました。学校など、まわりの環境に流されそうになる人は、今はSNSなどでも、東大を志望している受験生とオンラインでコミュニケーションがとれるので、そういったものも活用してもいいと思います。自分の力を信じて、仲間と一緒に全力でがんばってください。