「第98回五月祭」レポート2025!-2日目

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  • 内田:内田です。2日目も沢山の方にご来場いただき、朝から会場はすでに熱気がすごい!私も楽しみながら取材をさせていただきました。

大学の学園祭と聞くと、食べ物の屋台があって、音楽系やダンス系のサークルがステージ発表をして、そのほか文化系サークルが活動内容の展示をして…といった印象を抱く方が多いのではないでしょうか?私自身も入学前はそのようなイメージを持っていました。しかし!それだけではありません!!なんと五月祭では学部・学科単位でも面白い企画が創り出されているのです!そこで、今回の五月祭では、私は理系の学科主催の企画を3つ取材しました。

 

伝統的な技術を実演!温度はなんと1000℃超え!?

参加した企画はこちら

たたら製鉄

東京大学 工学部マテリアル工学科 webサイト

 

まずは、私が所属している工学部マテリアル工学科が毎年五月祭で出している企画に行ってみました。紹介されていたのは、「たたら製鉄」という日本で昔から行われている製鉄方法の実演です。炉に砂鉄や木炭などを入れて燃焼することで実際に鉄を作っていました。ただ作業をしているだけではなく、「今は何が行われているか」を説明しながら実演していたので「なるほど~!」と興味深く見ることができました。私が訪れたときは、ちょうど炉を動かしている最中だったので、出来上がった鉄は見ることはできませんでしたが、炉から炎が上がっている様子は圧巻でした。


炉から炎が上がっている様子。とても温度が高いことが伝わってきます!

説明してくれた学生によると、このときの温度はなんと1600℃とのこと!日常では全く馴染みのない温度にとても驚きました。さらに、学科の先生もいらして詳しい説明をされていて、とても勉強になりました。

 

最先端技術を幅広い世代が楽しめる!

参加した企画はこちら

近未来体験2025

東京大学 工学部電気系学科 webサイト

 

次に、同じ工学部でも違う学科の企画に行ってみました。主に工学部2号館の2~4階で行われていた規模の大きい企画でした。まず、驚いたのは親子連れの多さです!リニアモータートロッコという電磁気の力で動くトロッコには、乗りたい子どもたちで順番待ちの行列ができていました。そのほかにも、プログラミング体験や工作教室など、小学生でも楽しめる展示や体験がとても多かったです。


このようなスタンプラリーが数か所に設置されていました

子どもが楽しめる展示や体験だけでなく、各研究室の研究内容を紹介したポスターが展示されたコーナーなどもあり、大人も楽しめる企画となっていました。「でも、広い企画だと全部回るのが大変そう…」と思ったそこのあなた!ご安心ください。なんと、この企画ではスタンプラリーも実施されていて、大規模な展示全体を楽しく回れるようになっていたのです!最先端の技術を楽しく学ぶことができる企画でした。

 

ビールの固定観念を払拭!

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麦酒研究所

東京大学 農学部生命化学・工学専修 webサイト

 

最後に、趣向を変えて農学部の企画に行ってみました。こちらの企画は弥生キャンパスで開催されていました。ビール数種類と焼き鳥が売っていたため、一見すると普通の屋台のように見えますが、そんなことはありません!メニュー表には各ビールの製法と味の違いが簡単に説明されていましたが、これがおもしろいのです!


実際に飲んだビール。苦手意識があったのにすぐに飲み干してしまいました

「ビールって大麦を発酵させるだけでしょ?全部苦い味がするやつでしょ?」と思っていましたが、説明を読んでみると、種類によってかなり製造方法や味が違うことにびっくりしました。苦いお酒は苦手なので、説明を参考にして、苦みが少なく甘そうなタイプを選んでみたところ、とても飲みやすくて驚きました。あっという間に飲み干してしまい、ビールって奥が深いな~と感じました。

  • 内田:いかかでしたか?このように五月祭には知的好奇心を刺激するおもしろい企画がたくさんあります。少しでも興味をもった方は、来年の五月祭や今年の秋にある駒場祭にぜひお越しください!
  • さくらこ:こんにちは!さくらこです。次のページでは、私からも2日目の様子をお届けします。
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