「第98回五月祭」レポート2025!-2日目
駒場祭・五月祭
2025.06.30
2025.06.30
こちらでは、抹茶ソイラテともみじ饅頭を頂きました。競技かるたサークルが出店しており、普段は文京区を中心に練習を行い、個人戦や団体戦で活躍されているそうです。競技かるたで使う札の裏に描かれている絵が紅葉であることから発想したもみじ饅頭を販売しているとのこと。抹茶ソイラテには中にあんこも入っていて、大満足の一杯でした。さらに、お饅頭の包み紙の色から連想される百人一首を、一つ食券としていただきました。なんとも粋な仕掛けで素敵ですね。競技かるたに興味をもつ人も増えそうです!
こちらは屋内で行われていた企画です。お茶会のお知らせが黒板に貼られていたのを見て気になり、受付の方に伺ってみると、裏千家茶道の同好会出身の有志で運営されている組織だそうです。体験では、匂い袋に入れるものをローズレッドペタル、ローズマリー、ラベンダーの三種類のハーブと、乳香、安息香酸、白檀、橙皮、桂皮、大茴香、ステビアの七種類のお香から、三つ選ぶことができます。
私は、リラックスできる香りとしておすすめされた白檀を中心に大茴香、ローズレッドペタルを選びました。鞄に入れて持ち歩こうと思います。
GEILは、日本最大級の政策立案コンテストを学生向けに企画している非営利の学生団体であるそうです。美味しい牛串を提供しているだけでなく、今年度の企画参加者を募集するパンフレットも置いてあって、熱心に活動されている様子が伺えました。今年度のコンテストのテーマは「地方創生」とのことで、地方出身者である私にとってはとても興味をそそられる内容でした。コンテストでは、全国各地の学生が東京に集い、1週間にわたって専門家の方々からお話を伺ったり、テーマに沿った政策を練ったりと、密度の濃い時間を過ごすそうです。興味のある方は大学生になった暁には参加してみてはいかがでしょうか。
次に向かったのは私の下クラの模擬店です。「下クラってなんだ?」と思った方も多くいらっしゃるかもしれませんね。東大には科類と初修外国語で分けられたクラスが存在し、連続する2学年の入学年度の早い方を上クラ、遅い方を下クラと呼んで、困った時は相談相手になるように密な関係を構築するという文化があります。
そんな私の下クラでは、トルネードポテトをタンパク質の2次構造であるαヘリックスに見立てた店名で出店していました。このように、ユーモアのある名称の模擬店を眺めるのも五月祭の楽しみの一つです。みなさんも実際に足を運んだ時は店名にも注目して回ってみてください!
みなさんは、弥生キャンパスをご存知でしょうか。赤門のある本郷キャンパスのすぐ隣にあって、普段は農学部の学生が勉強しているキャンパスです。この弥生キャンパスで行われていたのが、箏曲研究会の演奏会です。五月祭の出展の喧騒からは切り離された建物の中で、心地よい調べに耳を傾けるひとときは、とても癒される空間でした。お箏というとゆったりとした曲調を思い浮かべていたのですが、普段はあまり聴くことのない演奏を楽しむことができて、とても貴重な体験になりました。