「第98回五月祭」レポート2025!-2日目
駒場祭・五月祭
2025.06.30
2025.06.30
まず、私が向かったのは「伊藤国際学術研究センター門」からすぐの会場で開催されていたエレクトーンコンサート。エレクトーンは、2つの手鍵盤と足鍵盤を組み合わせて演奏する、1台でさまざまな音色を出すことができる電子楽器です。
私が訪れた部ではソロでかっこいいフュージョンナンバーを演奏する楽曲から、8人で息を合わせて壮大なメロディーを奏でる楽曲まで多彩な演目が演奏され、エレクトーンの魅力を存分に味わうことができました!駒場祭を含め、学園祭では毎年50~80曲程度の演目を披露しているとのことなので、これからの学園祭でもぜひ訪れてみたいと思いました!
続いて私が訪れたのは、理学部1号館で行われていた理学部地球惑星物理学科、地球惑星環境学科の合同企画。地球惑星物理学科の展示では小型地震計やコンピュータを用いたシミュレーションが紹介されていたほか、地球惑星環境学科の展示では全国各地から集められた貴重な岩石の標本がずらりと並べられていました!
私たち地球惑星物理学科・地球惑星環境学科は、理学部のなかでも「地球惑星科学」と呼ばれる分野を扱っています。「地球惑星科学」と一口に言っても研究内容は多岐にわたります。地球内部から地震・火山、地層、生命圏、海洋、気象、磁気圏、そして太陽系に至るまで…。足元から頭上まで、地球惑星科学はそのすべてを対象としています。
▼高校生へのメッセージ
地球惑星科学は、地球や惑星を舞台にして「私たちがいまここにいること」をじわじわとひもといていく営みです。もちろん一人では世界の全てを解き明かすことはできません。しかしながら、たとえ広大な世界の片隅だったとしても、自らの手で光を当てることができたなら、ぼくは本当に幸せなことだと思います。そのつつましやかな幸せを、共にできる未来の仲間たちを、ぼくたちは心待ちにしています。
最後に私が向かったのは、地惑わくわくと同じ建物で開催されていたお化け屋敷企画!恐る恐る教室に近づくと中からは悲鳴が…。
まず入場すると、この企画のコンセプトについて紹介されました。このお化け屋敷は、2004年に園内のサーカスで起きた来園者行方不明事件が引き金となり閉園した「倉雲ドリームランド」が舞台です。参加者は、事件のイメージを払拭し、倉雲ドリームランド本来の魅力を伝えることを目的に開かれた特別展のサーカス展示に足を踏み入れることになる…というコンセプトでした。
この時点で私は鳥肌が立っていましたが、中に進むとそれとは比べ物にならないほどの恐怖体験の連続でした…。お化け役のキャストさんや内部の装飾などのクオリティがとても高く、日常生活では味わえないような刺激的な体験ができました!