「第75回駒場祭」レポート2024-3日目
駒場祭・五月祭 2024.12.24
2024.12.24
まずは、サークル同期のクラスが出している大学芋の店に向かいました。駒場祭唯一の大学芋のお店ということでワクワクしています!メニュー考案者の友人が、「試作段階ではチョコをかける案もあったけど全然合わなかった。でも、きなこと蜂蜜は絶品だよ!」と言っていたことを思い出し、イチオシのきなこ蜂蜜を注文。外はカリッ、中はホクホクで、蜂蜜ときなこの甘さがさつまいもの甘さを優しく引き立てていてとても美味しかったです。実はこれが私にとって今年初のさつまいもだったのですが、大満足の滑り出しとなりました。
次は、東京大学襖クラブによる襖張り替え実演を見学しに行きました。襖クラブは、一般のお宅や寺社仏閣などから依頼を受けて襖を張り替えるという、日本唯一のサークルだそうです。部員の方が「襖をはることは、のりで『貼る』ではなくピンと『張る』の方の漢字を使う」と仰っていました。少し不思議に感じたのですが、実演を見学しているとのりを使って貼るだけでなく端をきゅっと引っ張っていて納得しました。また、ここではなんと障子破り体験も実施していました!家でやったら怒られること間違いなしですが、合法的に破ることができます。小さなお子さんから意外にもマダムまで、みなさん思い切り破っていて清々しかったです。
続いては、大人気ですぐに売り切れてしまうジビエソーセージを食べに狩人の会へ向かいます。狩人の会、とは聞き慣れないサークル名だと思いますが、狩猟免許を取得して狩りを行い、命を戴くという特長のあるサークルだそうです。猪肉と鹿肉の2種類があり、担当者さんに違いを伺うと「猪は豚肉のようにジューシーで、鹿肉は赤身が多い」とのことでした。私は写真にあるように鹿肉を注文しました。皮はパリッとしていて、ずっしりと食べ応えがありました。普段の狩りは、銃、空気銃、罠、網の4種類の狩猟方法のうち罠と銃をメインで使うそうです。興味深いお話、ありがとうございました!
最後は、東京大学かるた会による競技かるた体験&模範試合です。ブースに足を運ぶと、和服の部員さんがお出迎えしてくれました。普段の練習や試合では袴を着ることはないそうですが、特定の主要な大会には袴で臨むとお聞きしました。競技かるたと言われると、『ちはやふる』を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。私は映画を観たことがあったのですが、実際の模範試合を見学すると想像以上に激しい取りで、「畳の上の格闘技」と呼ばれるのも納得だなと感じました。また、体験試合では小さなお子さんも沢山いらしていて、札を部員から必死になって守る微笑ましい光景も見られました。
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