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「広範な知識を身につけ、専門分野である医学をベースに異なる分野と融合した研究がしたい」―2024新入生インタビュー 理科三類

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小笠原英司さん

PROFILE

  • 氏名:   小笠原英司さん
  • 出身校:  開成高等学校(東京都)
  • 入学:   2024年 理科三類

――東大を志望された理由を教えてください。

高2の頃、いくつかの大学のオープンキャンパスに参加したんですけど、その中でも、東大が一番自分に合いそうな雰囲気だなと思ったのが一番の理由です。前期課程の2年間で専門分野の垣根を越えて、幅広く学べることにとても魅力を感じています。

――高校時代に打ち込んだものはありますか?

僕の高校は運動会に非常に力を入れていて、丸々1年をかけて準備をするのですが、僕は高2を指導する係で、高3の4、5月は全く勉強せずに、自分の競技の練習や後輩の指導に打ち込んでいました。その経験を通して、たくさん成長を実感しました。なかでも一番驚いたのは、自分が練習して上手くなることより、自分が指導した後輩が上手くなっていく姿を見ることの方に喜びを感じたことです。その気持ちに気づいて、視野が広がったような気がしました。

――受験勉強の乗り越え方や意識していたことなど、工夫していたことを教えてください。

解いた問題を十分に理解せずに次の問題に進むのはあまり良くないなと思っていたので、無理に問題数を増やすのではなく、今までやってきた問題を完璧にできるようにすることを、一番意識していました。

――大学ではどのように学んでいきたいですか?

医学部を志望して理科三類に入りましたが、高校までの学習を通して好きになった物理や数学を活かさずに、医学だけに集中するのはもったいないと感じています。大学でも広範な知識を身につけ、専門分野である医学をベースにして、異なる分野と融合した研究ができたらと考えています。

――将来はどのように考えていますか?

臨床だけでなく、研究にも力をいれる医師になりたいです。それらを別々な独立したものとしてやるのではなく、一方で得た知見などを他方に活かしながらやっていきたいです。それができることが医師という職業の良さだと思っています。

――最後に、これを読んでいる高校生にメッセージをお願いします。

一番伝えたいのは、決して諦めないことです。僕も余裕だったっていうわけでは全くありませんでした。入試直前には、塾の先生とメールでやり取りしてメンタルを保っていました。最後まで諦めずに頑張ればきっと大丈夫です。そう自分を信じ切って頑張ってください。

――応援メッセージ、ありがとうございました!

 

取材/2024年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム