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「前期課程での幅広い学びの機会と進路選択制度を活用し、知見を深め見聞を広めていきたい」―2024新入生インタビュー 理科二類

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稲山大樹さん

PROFILE

  • 氏名:   稲山大樹さん
  • 出身校:  海陽中等教育学校(愛知県)
  • 入学:   2024年 理科二類

――東京大学を志望したきっかけがあれば、教えてください。

あまりやりたいことが明確に決まっていなかったので、進路についてどうするか考えていたときに、先生から「東大に入って、前期課程の2年間で学びながら進路を決めるのもいいんじゃないか」って勧められたことが大きなきっかけだったと思います。その話を聞いて、大学に入ってから学部や学科を決められるのが、自分に合っていて、すごくいいなって思って東大を志望しました。

――高校時代に頑張っていたことはありますか?

全寮制の学校で、日々スケジュールに追われていて忙しかったこともあって、できるだけ自由時間は楽しみに使おうと頑張っていました(笑)。友達と喋る時間はやっぱり大事だなと思っていて、楽しいってこともあるんですけど、たとえば、勉強を教え合うことで、そこからつながりが始まって仲良くなったり、意外と自分にはなかった新しい観点が生まれたりして、気分転換やモチベーションを維持することができました。

――東大でこんなことを学びたいなっていうのはありますか?

興味のある分野をまだ絞れていなくて、これからどの学部を選ぶのかも決めていないので、とにかく幅広く学びたいなと思っています。履修については、必修以外の空きコマとの関係を見つつ、法律や経済、物理化学、地球環境に関することといった、関心のあるものを選べるだけ選びました。まずは、知見を深め、見聞を広めていきたいです。

――入学して間もないですが、東大の印象はいかがですか。

思っていたより敷地がすごく広くて、建物の数も多いので、場所を覚えるのが大変そうだなって感じました。あとは、クラスがあるおかげで自然と交流が生まれるので、まわりの人ともすぐに仲良くなれたのがよかったですね。

――最後に、これを見ている高校生に向けてメッセージをお願いします。

大学に入ったばかりの新入生が言うのもなんですけど、実際に高校生のときは、なんかつらいなと悩むこともありましたが、今思い返すと高校生にしかできない楽しいこともたくさんあったなって感じるので、興味のあることがあったら積極的に挑戦して、高校生活を大いに楽しんでください。

――ありがとうございます。前期課程でやりたいことが見つかるよう応援しています!

 

取材/2024年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム