高校生・受験生が東大を
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――東大の理科一類を志望した理由を教えてください。

高校の物理では、身近な物事を式で考えられることがすごく楽しかったんですけど、先生から「大学では微分積分を用いた物理が学べるよ」と聞いて、さらに興味が湧きました。そのことがきっかけとなって、大学では物理学を学びたいと思ったのですが、物理以外にも幅広く学びたかったので、文理に関わらず履修科目が選べる東大の理科一類を志望しました。

――高校時代、熱心に取り組んでいたことはありますか？

高校では、グローバル研修など国際的なプログラムがたくさんあって、先生からも「今の時代、世界にも目を向けていかないといけない」と聞いていたので、将来は海外でも通用するスキルをもった人になりたいということを意識しながら活動していました。でも、もっといろんなことに挑戦ができたんじゃないかなってすごく後悔しています。大学生活では悔いのないように全力でいろんなことに挑戦していきたいです。今は一人暮らしをしていて料理がめっちゃ好きなのでちゃんと自炊もしていますし、課外活動ではサークルもやりたいし、バンドにも挑戦したいです。

――将来は海外で働くことを視野に入れているのでしょうか？

そうですね。現時点では、具体的にどの分野でということまでは考えていないのですが、海外に身を置いて研究することも視野に入れています。あとは、海外でレストランを開くのもいいなと思っています。

――受験勉強の乗り越え方やモチベーションを保つ方法を教えてください。

福岡県出身なんですけど、奈良県の高校に通っていて、そこでは寮生活をしていました。まわりにも東大をめざす友だちがいたので、一緒に受験に向けて一丸となれたことで、モチベーションを高く保ったまま受験に向かうことができました。

――大学に入ってやってみたいことはありますか？

今までスポーツを全然やってこなかったので、挑戦したいと思っています。探究心が強いタイプなので、なるべく好きなことをする時間を作って、大学生活を楽しもうと思っています。

――実際に入学してみて、東大の印象はどうですか？

地方から来ている人や海外留学していた人、海外から来た人など、多様性に富んでいて、いろんな考えを持った人がたくさんいるので、楽しみながら交流を広げていきたいです。

――最後に、高校生にメッセージをお願いします。

僕は、高校生になってから大学受験に目を向け始めました。それでも自分で目標を持って、モチベーションを高めて勉強していくと、目標に近づくことができるんじゃないかなと思います。みなさんも頑張ってください。

――ありがとうございました。これから大学でたくさんのことに挑戦してください！

 

取材／2024年4月
インタビュー・構成／「キミの東大」企画・編集チーム

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