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「進学選択に魅力を感じて東大へ。法律を学び、社会や人に役に立てるような道を探したい」―2024新入生インタビュー 文科一類

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横山ひよりさん

PROFILE

  • 氏名:   横山ひよりさん
  • 出身校:  東京都立両国高等学校
  • 入学:   2024年 文科一類

――東大を志望したきっかけを教えてください。

高校生の頃、法律関連に進みたいと思っていたんですけど、それが、自分に本当に合っているのかがまだわからなかったので、幅広く学んでから進路を決められる進学選択制度に魅力を感じて、東大を志望しました。受験勉強している中で、東大を目標にして勉強をしていれば、応用できる範囲が広がるんじゃないかなと思ったこともきっかけのひとつです。

――法律関連の中で、どのようなことに興味をもったのですか?

人が社会を生きてく中で、相互的に作用しながら作り上げてきたものに興味があって、たとえば文化とか、法律とかもそうなんですけど、人々がどうやってこの社会の枠組みやルールを形成してきたのかということに関心があります。とくに、法律は国のルールなので、法律を学ぶことで、社会において誰かの役に立ちたいっていう思いがありました。

――高校時代に熱心に取り組んでいた活動について、教えてください。

高校では、英語ディベート部と水泳部を兼部しながら、課外活動にも力を入れて取り組みました。東京都がやっている「次世代リーダー育成道場」では研修生として入校し、1年ほどアメリカに留学しました。新型コロナウイルス禍という状況化の中でも、自分の可能性を狭めることがないように、なるべくいろんなことに挑戦しようと思っていました。

――大学でやってみたいことはありますか?

東京大学運動会応援部のチアリーダーズに入ろうと考えています。初めてやることなので、全力を尽くして後悔がないように取り組めたらいいなと思っています。高校の水泳部でマネージャーをしていた頃も、大会では応援していましたが、チアリーディングという形になることで、どれくらい運動会に貢献できるのかすごく気になっています。また、ほかの運動部の人たちとも交流していくことがとても楽しみです。

――どのような将来像を思い描いていますか?

実はまだ悩んでいて、国家公務員や法曹をめざすか、それとも一般企業に就職するのか全く見当もついていない状態なんです。でも、大学で学んだことを活かして、少しでも社会や人に役に立てるような仕事ができればいいなと思っています。

――最後に高校生に向けてメッセージをお願いします。

自分の可能性の限界を自分で定めないで欲しいなと思います。やっぱり東大なんて無理かなって考えてしまうときもあると思うんですけど、「自分はできる!」と思っていたら割とできちゃうこともあります。まずは一つの未来に賭けつつ、勉強だけではなく、運動でもそうですし、課外活動など、ほかの可能性もどんどん広げてやっていったら、いい人生になるんじゃないかなと思います。

――大事な応援のメッセージをありがとうございました!

 

取材/2024年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム